令和7年10月声明公演
ー天台声明と管絃によるー
実演鑑賞
ティアラこうとう 大ホール(東京都)
2025/10/25 (土) ~ 2025/10/25 (土) 公演終了
上演時間: 約2時間15分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2025/1025/
| 期間 | 2025/10/25 (土) ~ 2025/10/25 (土) |
|---|---|
| 劇場 | ティアラこうとう 大ホール |
| 出演 | 天台聲明七聲會、伶楽舎 |
| 脚本 | |
| 演出 | |
| 料金(1枚あたり) |
4,200円 ~ 7,000円 【発売日】2025/08/18 【1等席】7,000円(学生4,900円) 【2等席】6,000円(学生4,200円) (税込) ※障害者の方と介護者1名は2割引です(他の割引との併用不可)。また、車椅子スペースがございます。 詳細はチケットセンターまでお問い合わせください。 ※出演者などの変更の場合はご了承ください。 |
| 公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
| タイムテーブル | 10月25日(土) 午後2時 ※開場時間は、開演の30分前の予定です。 |
| 説明 | 時を超え、甦る祈りの響き 声明(しょうみょう)とは、仏数の儀式で唱えられる声の音楽です。国立劇場では開場以来、その豊かな音楽性に着目し、多彩な声明を紹介してきましたが、今回は「講式」と呼ばれる、語りを中心とした声明に焦点を当てます。講式は日本語で作られており、平安時代中期以降、仏教の教えや仏菩薩の徳を広く人々に伝えるために発展しました。後の平家琵琶、浄瑠璃といった語り物音楽に大きな影響を与えたと言われています。 今回の演目「如意輪講式(にょいりんこうしき)」は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した高僧・澄憲(ちょうけん・一一二六〜ー二〇三)によって作られました。澄憲は、弁舌の才に秀で、聞く者の心を掴む語り手として名を馳せた天台宗の僧侶です。本講式は、奥州藤原氏第三代藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の母の求めに応じ、澄憲が播磨の書寫山に十四日間籠って作り上げたと伝えられています。 長く廃絶していたこの講式ですが、対句と修辞が駆使された美麗な文章が再評価され、平成二十八年(二〇一六) に関山中尊寺にて、次いで令和六年(二〇二四)に書寫山圓教寺にて復元法要が行われました。そして本公演では、この復元を基に、新たに雅楽を加えたへ〈管絃講(かんげんこう)〉という形式での上演に挑みます。 天台聲明七聲會による流麗な語りの声明と、伶楽舎の管絃で彩る新たな『如意輪講式』の世界を、どうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。 【お話 『如意輪講式』について】 柴 佳世乃(千葉大学教授) 【如意輪講式】 出演=天台聲明七聲會、伶楽舎 |
| その他注意事項 | |
| スタッフ |
声明(しょうみょう)とは、仏数の儀式で唱えられる声の音楽です。国立劇場では開場以来、その豊かな音楽性に着目し、多彩な声明を紹介してきましたが、今回は「講式」と呼ばれる、語りを中心とした声明に焦点を当てます。講式は日本語で作られており、平安時代中期以降、仏教の教...
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