公演情報
「今さら綻ばれても」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/12 (金) 14:00
100年ぶりに雪が降った町で有力者が金を使って作らせた大きな雪だるまが壊されたことで人々に広がる波紋。
実力者に酷い仕打ちを受けた男が行ったとされるがそれは冤罪で……な展開から事実を明らかにすると別の人物が傷つくと予想される時にあなたはどうしますか?と問われているようであれこれ考えながら観る。
が、シリアス一辺倒ではなく、微妙に噛み合わない会話などで程よく緊張感を緩和するのがイイ。
また、例えばあることを伝えに行こうとする場の次が伝えたことによりどうなったかを見せる場であるなど、省略のしかたが絶妙。
こんな良作がたった6ステージなんてもったいない。
実演鑑賞
満足度★★★★★
客席はL字の二面です。
制限ある場所だけど、色々と小気味良かった。
チラシのゆるいイラストやタイトルから感じる芝居とは良い意味で違った。
とぼけたコメディテイストだけど、まさかのミステリー。
二転三転する真相とリンクして、色々と引き寄せられたり考えられたりする。
シビアな部分を描いてるけど、深刻な作風にはせず。
社会派と言うにはミニマムでして、道徳的ミステリーと呼びたい感じ。
中学生、高校生にも観てもらって、色々と思考を巡らしてもらいたいなって思える芝居。
実演鑑賞
満足度★★★★★
(笑えた度)4.4(今感)4.4(完成度)5.5(平均)5
いろいろと、とてもきちんとしたお芝居でした。
American small town fiction。
小さな町の奇妙な人間関係を描く文学のジャンルがありますが、この系譜に近いかな。
映画で言うと、コーエン兄弟の描く乾いたフォークノアール、
ヴェンダースの描く乾燥した風景・孤独と詩情、
リンチの描く田舎の穏やかさと奇妙さなどに近いものを感じます。
演技、演出、セリフ、照明、音響が効果的に響いて、ハイクオリティ。
100年ぶりの雪はファンタジーで、まさにスノーマジック。
小さめな舞台をぐるぐる回る演出、エッジの効いたキャラクター、乾いた笑い、
どれも抑制が効いて、深い余韻が残りました。