満足度★★★★★
【おすすめ】この海はどんなに深いのだろうとても普遍的なお話でした。いくつものプロットが下へ下がる螺旋階段状につながっていて、観客も見えない暗闇の先をかすかな光に頼りながら降りて行っているのに、いつの間にか地上のスタート地点に戻っているというからくり構造。先へと進ませる戯曲の推進力が素晴らしかったです。不満を言えば、リズムが一定なため、作品が本来持っているものよりも軽いような感じがしました。人の記憶にリズムチェンジは不可欠。この作品はもっと行けるはずです。
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2012/09/18 22:41
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