星めぐりのうた 公演情報 星めぐりのうた」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 満足度★★★★

    しみじみ
    現代風にアレンジされていましたが、宮沢賢治の伝えたかったことはきちんと伝わってきたと思います。

  • 満足度★★★

    相性ピッタリの歌声が気持ちいい
    中川さんと、山崎さん。たぶん、初共演かしらと思うのですが、このお二人のハーモニーが素晴らしく、声質もピッタリで、大変相性ピッタリの共演だったと思います。

    「銀河鉄道の夜」は、原作は未読で、いつも、これをモチーフにした芝居ばかり観ているので、今回も、どこまでが原作をなぞらえているのか不明ですが、物語芝居というより、ダンスと歌を主軸にしたショー的要素が強い作品で、視覚的、聴覚的に楽しめる場面が満載でした。

    映像も、全体的に、とても綺麗で、映像のレベルが、舞台の完成度を高めた気がします。

    いつもながら、杉崎さんの名バイプレーヤーぶりには、感嘆しました。
    他に、気になった役者さんの岡田亮輔さん、岡田可愛さんのご子息なのですか?将来性のある俳優さんだと感じました。

    幕間に、友人が、パンフレットを購入して来たら、何と、内容は希薄なポストカードのみで、払い戻ししたいと友人が怒っていました。これで、1500円だなんて、ちょっと詐欺的な気がします。

    ネタバレBOX

    KAKUTAの桑原さんの脚本ということも楽しみの一つでしたが、今回の作品には、それ程、彼女らしさは見えなかったように感じ、ちょっと物足りない想いがありました。

    同窓会に遅れると言いに、山崎さんが舞台に登場するまでの、流れがやや冗長に感じました。(中川さんの一人舞台の場面をもう少しスピードアップしないと、観客の興味を逸らすように感じました。)

    銀河鉄道に二人が乗って、旅立つ場面、キップの検札で、「Wモーツアルト」のチケットしか持っていないと中川さんが言うのは、お二人が、以前同じモーツアルト役を演じたという、観客周知の事実をお遊びで出しているわけですが、心情的には、許せる範囲の座興と感じました。ただ、原作では、「天上でもどこへでも行ける特別の切符」が意味を持つシーンなので、この座興を軌道修正しないまま、「特別な切符」に台詞を繋げてしまったのは、ちょっと再考の余地がある気もしました。また、途中、土居さん演じる母親のソロで、中川さんの実物の幼少写真などが、映像で出たのですが、この舞台の空気感にはそぐわないと感じました。

    天文学の先生や、穴掘りのおじさんで笑わせた後、一転して、シリアスな父親役を好演される杉崎さんの演技の引き出しの多さに感嘆します。(お笑い時代、イキウメに今や欠かせない役者さん、安井順平さんの相方でいらしたのですね。初めて知って、ビックリ。お二方共、素晴らしい役者さんなんだもの)

    たくさんのシーンを映像の変化で、劇的に見せ、それはとても刺激的で美しく、技術の確かさに魅了されたのですが、ただ、天国の場面の花の色がどぎつ過ぎたのは、ちょっと残念に思いました。

    中川さんと山崎さんの声質がとても合うと知り、また何かでお二人が共演されることがあればと期待感を抱きました。
  • 満足度★★★

    山崎育三郎の声がすごい
    ミュージカル界を担う2人の競演ということで、歌を期待して行きました。
    やっぱりミュージカル歌手としては山崎育三郎の声質と響きは天性のものだと思いました。
    中川晃教も繊細な表現はたけてますが、育三郎さんの歌の方が鳥肌がたちました。やっぱり声楽科仕込みは違うな、という感じ。

    ストーリーはそもそもつまらない話なのであまり期待してませんでした。
    銀河鉄道に乗るのは、死んだ、もしくは死にゆく人々なのだと知った上で見ないとよく分からないかもしれません。
    セットはほぼ無しで、映像を壁紙に映して場所を表現してるのですが、人工的であまり好きになれません。
    せめて古ぼけた電車の椅子くらい作ってほしかった。

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