今、逃げる 公演情報 今、逃げる」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    もったいない感じ
    学生演劇っぽいノリを感じた作品。
    面白いは面白いけど良い役者が揃ってるだけに
    なんだか全体にもったいない感じ。
    構成ややりたいこともシンプルで伝わるのだが、
    もう一つもの足りない感じがして、
    これだったらちょっと長めのオムニバスの一本で
    良かったなと思ってしまった。

  • 満足度★★★★

    気持ちはわかる・・・かな
    前半のふっと糸の切れたような感じは、
    まさかと思いながらも、勤め人に潜む想いを
    揺すぶるようなところがあって・・・。

    ロードムービーのようなテイストと箱庭的な世界の
    どこか歪んだ縮尺のなかのお話でしたが
    絵空事と無視できない、なにかがありました。

    ネタバレBOX

    まあ、「よく出来た物語」感はぬぐえないのですが、
    でも、そうやって薄っぺらにされたところから
    透けて見えるような日々の感覚があって。

    道具立てのどこかチープな部分が
    舞台の空気から力みを抜き去り
    役者達たちにも、
    その場の重さも軽さも自由に組み上げるような力がある。

    こういう質感の作り方って
    ちょっと斬新という感じではないのですが、
    でも観る側になじみやすいというか・・・。
    そのなかに表現の洗練もしたたかに織り込まれていて・・・。

    観終わって、
    なにかいろんなことを
    ふんわかと考えてしまったりもしました。



  • 満足度★★★★

    痛快!
    残業中に更に仕事を追加された二人組がすべて投げ出して逃げる出だしは勤め人経験者として痛快!
    以降、行く先々での騒動を笑いと共に東・西・南・北の4話連作短編式に見せ、テンポの良さも相俟って120分の上演時間が体感的には90-100分程度。
    シンプルながらさりげなくギミックを仕込んだ装置も◎。

  • 満足度★★★★

    観た
    テンポの良いロードムービー。
    役者に力があるので、引き込まれる。
    逃げる時は自分を信じてとことん逃げようと思った。

  • 満足度★★★

    男の逃避行
    西原と上松コナンの演技が気に入った。

    ネタバレBOX

    なんか厭になって逃げ出す男2人。東西南北を駆け巡り、北のカフェで酒を飲む…。

    神経質そうな住田(芳賀晶)は、南の地で出会った人妻・叶子(市村美恵)の夫を崖から突き落として逃避行し、結果、自分から叶子に別れを告げる。楽天的な戸越(西原誠吾)は、彼女・飯干(林田麻里)とのズレを抱え、北のカフェで偶然出会うも、やはり暗に別れる。
    現代に生きるサラリーマンの圧迫感から逃れる2人が、最後まで逃げ切ったようなさっぱり感。荷物もなしに(金も途中でなくなるけど)身軽に旅する二人を若干羨ましくも思った。

    叶子との駆け落ちを決め、叶子が夫(松尾マリヲ)とケジメをつけると決意した時、住田と叶子の「逃げる」の温度差にハッとなる。単純に体の移動だけじゃ、「逃げる」にならないんだなと。「逃げる」にもプラスの逃げとマイナスの逃げがあるんだなと。多分、ラストの二人はプラスのほうに逃げられたんだなと。

    話の展開自体はややさっぱり過ぎる気がした。つまらなくないけど、心にひっかかるところが少ない。笑いももう一歩な感じ。笑えるとこもちゃんとあったけど。民族資料館とか好き。
  • 満足度★★★★★

    エンターテイメント
    楽しかった。
    お話としては、現実からは離れてはいるが、そんな無茶な感じがしない。

    軽いタッチで楽しめるところもあれば、人間関係というか人の思いというかそんなのが随所に織り交ぜられていて、楽しい。

    熱帯は、出演者が多くても、みなさんの顔が見え、印象に残るのが不思議。

    当然主人公の2人はかっこいいし、ちょっと癖のある登場人物ばかり。

    とてもよかった。

    ネタバレBOX

    一人何役かやっていて、それでも観ているほうが混乱しないのが不思議。

    主人公の2人と、追いかけている2人の女性がなんとなく対になっていて、
    とてもテンポがよかった。

    ぼったくりのくだりはちょっといらっとしたが、そんな棘もいくつかあったりして。

    熱帯らしくてとてもいい作品でした。
  • 満足度

    みた
    劇場から逃げ出したかった。役者の無駄遣いだと思う。

  • 満足度★★★

    なかなか楽しい!
    東西南北へ逃げる、逃げる!
    何も考えずに観れば、楽しい。
    上演時間約120分。
    以下ネタばれで。

    ネタバレBOX

    ①東へ②西へ③南へ④北への4編で構成される物語。

    会社で翌朝のプレゼン企画書が完成してなく、
    更に上司の仕事を押し付けられ、ピンチに。
    仕事が嫌になり、衝動的に同僚2人で逃げることを決意。
    会社前で彼女を待つ男の車に乗り込み、逃亡開始。

    逃亡前にコピーを頼まれた派遣社員と彼女が
    男たちを追いかける・・・。

    きっとテーマは、”無責任”。

    仕事を投げ出すことも無責任なら、逃亡中に出会った
    人妻をその気にさせ、一緒に逃亡しておきながら”重い”と
    投げ出すあたりも無責任。
    そうそう、喫茶店のアルバイトを演じた役者さんの
    ”無責任でいい加減な感じ”が印象的で好きだなあ(笑)。

    最初「家に帰って寝たい」と一見無責任であったが、
    一番責任感があったのは、頼まれたコピーを持って、
    追いかけた派遣社員か(笑)。


    で、物語を通じて結局何を言いたかったのかは、よく分からない。
    が、細かいことを考えなければなかなか楽しい。
    コメディ色でいくのなら、徹底的にコメディの方が面白いと思えるのだが、
    途中からなんだか”物語の軸”がよく分からなくなってきた印象だった。

    ラスト、4歳年上の彼女のせつなさは感じられた(笑)。
    あと人妻を演じた役者さん、一緒に連れて行きたくなる
    雰囲気が出ていたなあ(笑)。

  • 満足度★★★

    こういうこともあるのか
    西原誠吾は凄く良かった。作品としても面白かった。ただ、周りの観客との波長が合わない。周りが笑っているところで、自分はちょっとジーンとしてたりして、作品に入り込めなかった。別の日だったら或いは、もっと楽しめたかも。

  • 満足度★★★★★

    さあ逃げよう!
    逃げるな!という説教臭い大人の言い草に対し、逃げるという行為がなんと爽快なことか。南へ、北へと、様々な事件を巻き起こしながら逃げ続ける彼らは、全ての現代人の憧れだ。

  • 満足度★★★★

    仕事を投げ出し
    逃げた2人にどんな出来事が待ち受けているかワクワクした。

    ネタバレBOX

    結局のところ、あることから逃げても、すぐに新たな悩みができるのが人生。 気楽に笑って過ごしたいものです。

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