ほぐすとからむ 公演情報 ほぐすとからむ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    最近、言語外の表現、身体表現もいけるようになってきてまして。
    コンテンポラリーダンスとかも、以前ならきつかったんですが、今は割とすんなり楽しめます。

    抽象的なのを感じるつもりだと、セリフもあるし物語性もあるしで、あらま、親切だなって感じなんですが。
    だからといって普通の芝居だと捉えると、すっきりしない部分が残る感じ。
    身体表現、抽象的な表現は、丁寧にきちんと見せる造り。
    意外と笑えるくだけた表現も多かった。

    生成AIへの踏み込みが足りない気がした。
    使い込んでる、日常化してる人の感覚じゃなくて、こういうもんだろって感覚から組み立てられた表現だな、と。
    何か斬新なものを見られるかと思ってたら、杓子定規と言うか、古典的な描き方だなって。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    松井周×近藤良平のタッグ公演。新鮮な組み合わせとも言えるし、勿論楽しみな組み合わせとも言えます。過去にタッグ公演を上演しているそうで、今回が二度目のトライ。脚本が松井周で、演出・振付・美術が近藤良平。

    個人的に特に惹かれたのは、松井さんの描く世界観。松井さんらしい内省的な一面、耽美的な一面もありつつ、非常に現代的なSF要素も含まれている。既に存在するテクノロジーや社会変化を取り入れつつ、その先の未来を描くような先見性の高い物語でした。近藤さんの演出も、的確かつ近藤さんらしい自由さがあり、振付など身体表現も含まれますが、どちらかというと、しっかり「ストレートプレイ」を感じられる、物語性を重視した演出に感じられました。そこには、松井さんの描く脚本の魅力に、近藤さん自身が強く惹かれていた、という背景があるのでは?と想像しています。

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