ダンストリエンナーレ トーキョー 2012
ダンストリエンナーレ トーキョー 2012
ダンストリエンナーレ トーキョー 2012
実演鑑賞
青山円形劇場(東京都)
2012/10/07 (日) ~ 2012/10/08 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://datto.jp/artist-japan
期間 | 2012/10/07 (日) ~ 2012/10/08 (月) |
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劇場 | 青山円形劇場 |
出演 | |
演出 | |
振付 | |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,300円 【発売日】2012/07/27 前売 3,800円(学生 2,500円) 当日 4,300円 全席自由 DATTO通し券(30枚限定)30,000円(全公演プログラム各1公演/日時指定・前売のみ) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 平敷秀人『Kokuu』 スイスで活動する作家は、音楽家とのコラボレーションで舞台を作るという。 《KOKUU》では、単純な旋律が時間を刻む。床に腰を下ろした男性。その肩や腹がまるで自分の意志を持つ生き物のように動き始める。やがて三人になったダンサーたちの動きは、闇を蠢く生き物のようだ。明るくなった舞台。三人の力強いユニゾンのあいだに交じる柔らかい動きがゆらぎを生み、観客の目を引きつける。静寂と闇の中、はじめの座位にもどるダンサーの姿に、遠い宇宙の拡がり−「虚空」—が透けて見える。(貫成人/舞踊評論家) タバマ企画『Märchen』 うなずく、上体を倒す、宙を見上げる、などの動きがジンタ風音楽と連動して空間を刻みあげ、空回りしているとしか思えない動きがやがて舞台を埋める動きの起点となる、など、鍛え上げられたアンサンブルによる造形(《ドラマチック、の回》)は、ダンス的動きを一切使わないのにダンスそのものだ。田畑真希のソロ場面では、無駄な動きを一切はさむことなくポーズを作り、無限に融けづける角砂糖のように、わずかなポーズができては崩れる無限旋律的身体が、見飽きることのない魅惑を生む。(貫成人/舞踊評論家) 21世紀ゲバゲバ舞踊団『ワカクマズシクムメイナルモノノスベテ #02』 各人の舞踊観を交換しながらうまれた作品は、ダンサーたちのドキュメントでもある。 《ワカクマズシクムメイナルモノノスベテ》では、ポーズを作った少女の傍らで床にテープを貼る少女、お喋りする少女たち、など、互いの無関心も入り交じった日常が非日常へと展開する。徐々に熱を帯びた舞台にはやがて《ボレロ》が流れるが、ダンサーの組み合わせがめまぐるしく切り替わって空間を造形していく間にも、各自の個性が消えることはない。ありがちな祝祭的陶酔とは対極の、現在を反映した作品。(貫成人/舞踊評論家) 川村美紀子『へびの心臓』 一見、茫洋とした存在感。なのに、ひとたび動き始めるや、胸や腹、腰など、いたるところに支点がある身体によって、重力を超えた浮遊感を生む。ヒップホップがベースだが、《がんばったんだね、お前の中では》(2012年)では、四肢が爆発するような動き、さざ波がうつる身体のコントラストに、存在の不安と希望を感じさせるシーンがマッチした。《へびの心臓》では、照明による空間の切り替えと連動した、動きや音楽の表情だけでくっきりした世界を立ち上げ、意外な小道具が観客の意表を突く。(貫成人/舞踊評論家) |
その他注意事項 | |
スタッフ |
スイスで活動する作家は、音楽家とのコラボレーションで舞台を作るという。
《KOKUU》では、単純な旋律が時間を刻む。床に腰を下ろした男性。その肩や腹がまるで自分の意志を持つ生き物のように動き始める。やがて三人になったダンサーたちの動きは、闇を蠢く生き物のようだ。明る...
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