イリクラ 〜Iridescent Clouds〜 2025 公演情報 イリクラ 〜Iridescent Clouds〜 2025」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    持田千妃来さん出演。土曜マチネと火曜千秋楽を観劇。

    ほぼ毎年上演されている演目。個人的には2021年版「イリクラ ~Iridescent Clouds~ 2020-2021」を見て以来の2本目。戦隊アルバイトが主役の戦隊もの、公式には「ヒーロー青春活劇ミュージカル」と書かれています。

    2021年版でも出演されていた方は5人かな。サキだった持田さんはグリーンに。インプティン騎士だった有馬芳彦さんは緑谷に。演出のカガミ相馬=石部雄一さんはかわらず清田社長。あとダンサーズの平塚あみさんと小倉江梨花さん。小倉さんは演出助手でもあります。

    ブルパリップ夫人と部下のインプティン騎士のコンビは、ブルパリップ”令嬢”と”上司”のヒーアヘッド騎士、というように変化していました。2024年からのようです。

    ダンサーズのみなさんが6人から9人になって、ミュージカルとしての迫力が倍増してました。なお平塚さんは2021年から、小倉さんは2019年から参加されているようです。

    ネタバレBOX

    以下は私が解釈したストーリーです。

    悪役側のチキンスキン伯爵は、皆既日食の闇に乗じて地球を支配しようとしている。そのパワーとして必要な、ノゾミとサキを探している。

    数十年前、かつての戦隊フードマンは伯爵と戦い、ブルー(清田)の中に伯爵を封じ込めた。しかし年月を経て、清田の心につけこんで表に出てくるようになった。今はほぼ伯爵が出ている状態。

    戦いよりあと、すなわち伯爵を封じ込めたあとに清田とピンク(桃花)の間に生まれた双子のノゾミとサキ。桃花は病でこの世にはいない。ふたりが伯爵に見つからないように戦隊の司令(コンノジン)がかくまっていた。結界が弱まったことで見つかってしまい、ノゾミは伯爵のしもべとして覚醒する。

    ノゾミは恐ろしく強く、皆を蹴散らす。サキはノゾミを道連れにし、ふたりとも死ぬ。しかしふたりの力は伯爵のものになってしまう。

    皆既日食が始まりいよいよ地球が伯爵に支配されようとするとき、かつての戦隊たちは戦いを挑む。伯爵=清田を道連れに、戦隊アルバイトのフードマン5人の必殺技を受けて消滅する。

    残った皆は気づいたら何も覚えていない。コンノだけは覚えていることが示唆される。

    ***

    2021年版との違いで主なところ。

    ブルパリップとその相方(前述)。
    ノゾミとサキの通名。卯月と葉月でしたが、ロンとセーナになっています。
    警備員=司令の名前。「畠山」が「コンノジン」になってます。白が紺になったんですね。2024年版からのようです。
    本編と無関係の「宇宙刑事バキュバン」。2021年版にはいません。2023年版にはいたようです。2024年版は分かりません。今回演じたのはダンサーズの過能光希さんでした。
    水戸の色はブラックからパープルに。
    伯爵がサキに「このできそこないが」というセリフ、2021年版にはありませんでした。
    サキがノゾミを道連れにするシーンで歌が追加になっているようです。

    ***

    持田さん今回はほぼしゃべらないという特殊な役だったので、戦隊の中で唯一、歌のソロが無かったです。声を出せない分、動きと表情に対して力を入れてることを感じました。
    ワンシーンだけ長セリフがあります。それがレッドとブルーを仲直りさせる重要なポイントで、正確性が求められるところ。ファンとしてはどうしても心配になるので、毎回ハラハラし、見事にこなしてホッとする、でした。

    永石匠さんは「If you don't know ai」で印象的な演技をされたのをよく覚えています。歌も上手ですね、ちょっとイメージ変わりました。

    岩田裕耳さんは朗読劇で拝聴したことがありますが、さすがにいいお声をお持ちですね。

    ブルパリップ令嬢役の羽藤萌結さんは初めて拝見しました。とくに上司にイラつく顔がいい感じではまってました。公式プロフィールによると1996年生まれとのこと。夫人というより令嬢ですね。

    横川役の松木わかはさん。2021年の柴原麻里子さんの印象が強いからか、ちょっと年齢感と重量感が足りないかな、と。脚本の柴原さん、やっぱり大きな存在ですね。

    ***

    双子につけた名前は月にちなんだもののはずですが、どう解釈して良いか分からず。話の流れからは通名ではなく本名を指すはずです。ノゾミは月が入る漢字「望」だとして、サキはそれらしきものが無いのです。「朔」をサキと読ませるのは不自然ですし。
    通名の「ロン」「セーナ」を指すと仮定すると。セーナはギリシャ神話であります。ロンは月関係では見当たりません。太陽ならアポロンがあるのですが。

    サキがノゾミに抱きついてふたりとも死ぬシーン。サキが月でノゾミが太陽ならば、日食ですね。卯月と葉月 を ロンとセーナ にしたのは、そういう意図があるのかも知れません。

    石部さんによると、いろいろ見直して2年後に再演するそうです。楽しみにしています。

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