Bunkamura Production 2025
Bunkamura Production 2025
実演鑑賞
東海市芸術劇場・大ホール(愛知県)
他劇場あり:
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/aino-alibaba2025/
| 期間 | 2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日) |
|---|---|
| 劇場 | 東海市芸術劇場・大ホール |
| 出演 | 安田章大、壮一帆、伊東蒼、彦摩呂、福田転球、金守珍、温水洋一、伊原剛志、風間杜夫、花島令、水嶋カンナ、藤田佳昭、二條正士、宮澤寿、柴野航輝、荒澤守、寺田結美、紅日毬子、染谷知里、諸治蘭、本間美彩、河西茉祐 |
| 脚本 | 唐十郎(作)、金守珍(脚色) |
| 演出 | 金守珍 |
| 料金(1枚あたり) |
12,000円 ~ 12,000円 【発売日】 (税込) ¥12,000 |
| 公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
| タイムテーブル | 10月18日(土) 10月19日(日) ※タイムテーブルの詳細は公式サイトでご確認ください。 |
| 説明 | SUPER EIGHT安田章大、恋焦がれる唐作品に再び主演! アングラ演劇の旗手 唐十郎の初期作品を“関西弁”で再解釈し二作連続上演! 唐十郎の初期作品『アリババ』、『愛の乞食』の二作品。唐が旗揚げした劇団「状況劇場」によって1966年に『アリババ』が、1970年に『愛の乞食』が初演されました。現実と幻想、現在と過去が溶け合うそれぞれの物語は、叙情的に紡がれる言葉の数々で、人々の中に眠る普遍的なロマンを呼び起こします。通い慣れた街、見慣れた景色が唐のフィルターを通して掘り起こされ、現代に生きる人々に活力と希望を与える作品として蘇ります。 演出を務めるのは、新宿梁山泊主宰の金守珍。唐十郎と蜷川幸雄の両虎を師とし、アンダーグラウンド演劇に真正面から取り組んできた金は、Bunkamuraシアターコクーンで、蜷川幸雄の遺志を継ぎ『ビニールの城』(16年)の演出を手掛け、多くの観客を魅了し見事その使命を果たしました。その後『唐版 風の又三郎』(19年)、『泥人魚』(21年)と、次々と唐の名作を喧騒の野外テントから広壮な劇場空間に甦らせ、アングラの醍醐味の猥雑さと詩情豊かで幻想的な唐の劇世界を美しく昇華させました。そして2023年、野外テントの聖地・花園神社を有する新宿のTHEATER MILANO-Zaで上演した『少女都市からの呼び声』は金らしい爆発的なエネルギーを内包した独創的な演出が記憶に新しく、アングラ演劇のさらなる躍進を予期させる瞬間でもありました。その歩みを止めることなく、今作では唐の初期作品二作を初の全編“関西弁”で連続上演。唐の独特な世界観を関西弁で再解釈することによって、新たな視点で戯曲の力を引き出し、アングラ演劇を次世代へ繋げてゆく契機となるでしょう。さらに6月には金が新宿梁山泊主催のテント公演でも同演目を演出・上演します。 主演を務めるのはSUPER EIGHTの安田章大。2023年に主演した『少女都市からの呼び声』で初めて唐作品に挑戦し、根底に流れる唐十郎の精神を見事に体現した安田は、今年6月に新宿・花園神社境内に特設される野外テントで『アリババ』と『愛の乞食』に出演することが決定しています。同じ演目でありながら、8月に世田谷パブリックシアターで上演する本公演ではあえて全編“関西弁”で演じ、関西出身の安田が持つ言葉の感覚を通じて、唐が紡いだ叙情的な台詞の数々を新たなアプローチでお届けします。 そして共演には、元宝塚歌劇団雪組トップスターで退団後はさまざまなジャンルの舞台で活躍する壮一帆、弱冠19歳にして朝の連続テレビ小説や大河ドラマに出演し注目を集める伊東蒼、タレントやグルメリポーターとして知られる一方で俳優としても劇中で強い存在感を放つ彦摩呂、独特の笑いのセンスと卓越した演技力を併せ持つ福田転球、どんな役でも哀愁漂う容姿と芝居で人間味を感じさせる温水洋一、海外映画に多数出演し最近では全編フランス語の芝居に挑戦するなど体当たりの演技を見せる伊原剛志、さらに、表現者としての飽くなき探求心から2021年に72歳にして初のテント芝居に挑戦、その後も出演を重ね、唐作品への造詣を深める風間杜夫が名を連ねます。 美しさと猥雑さが混在する唐ワールドを体現するに相応しい個性豊かな俳優陣が揃いました。“関西弁”による二作連続上演、アングラ演劇にどっぷり浸かるような没入体験をぜひ劇場でお楽しみください。 『アリババ』 雨の中、真夜中の高速道路を駆け抜けて行った黒い馬を探す宿六。そしてその妻の貧子。二人のもとに老人が姿を現し、あの馬は赤いはずだと言う。ブランコが馬の嘶きのように音を立てて揺れだしたころ、隅田川に流した遠い記憶がよみがえってくる。「朝は海の中、昼は丘、夜は川の中。それはなあに?」 『愛の乞食』 生命保険会社に勤める田口は、公衆便所で具合の悪そうなミドリのおばさんを介抱していた。そこに、セーラー服姿の少女・万寿シャゲが帰ってくる。今夜からここは、キャバレエ「豆満江」になるのだ。さらに支那人のチェ・チェ・チェ・オケラと、刑事の馬田と大谷が現れる。男達は万寿シャゲに、かつて海賊時代に出会ったある事件の生き残りの女の面影を見出す。と、その時――彼方より、伝説の海賊ジョン・シルバーの足音が響く。 |
| その他注意事項 | ※伊東蒼、伊原剛志は『愛の乞食』のみの出演となります。 ※風間杜夫は東京公演・福岡公演の『アリババ』のみの出演となります。 |
| スタッフ | 作:唐十郎 脚色・演出:金守珍 音楽・音響:大貫誉 美術:大塚聡 美術助手:寺田万里奈 照明:泉次雄 衣裳:安野ともこ ヘアメイク:新井健生 振付:広崎うらん 振付助手:花島令 映像:石原澄礼 殺陣:佐藤正行 演出助手:矢本翼子 舞台監督:幸光順平、佐藤豪 制作助手:長谷川きなり 制作:武川愛果、松井珠美 プロデューサー:松本美緒 チーフ・プロデューサー:森田智子 エグゼクティブ・プロデューサー:加藤真規 |
アングラ演劇の旗手 唐十郎の初期作品を“関西弁”で再解釈し二作連続上演!
唐十郎の初期作品『アリババ』、『愛の乞食』の二作品。唐が旗揚げした劇団「状況劇場」によって1966年に『アリババ』が、1970年に『愛の乞食』が初演さ...
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