しあわせの詩 公演情報 しあわせの詩」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    上質
    とても上質なミュージカル!
    温かく切なくとても美しかった。
    振付と音楽の良さ!そして演者のクオリティ。
    正直、こんな小さな箱で観ていいのか?!となりました。
    はじめてのOne作品でしたが、次回作も行きます。

  • 泣き崩れ
    歌声、ダンス、小劇場が一気にシンとなる沈黙、近くに感じる息遣い、音楽
    、熱い感情。心の琴線に触れる作品でした。

    席をたち、出た瞬間に堰を切ったように涙が流れ出して、もう自分でも信じられないくらい泣いてしまいました。

    もーびっくりした。
    こんなに、自分を止められなくなるくらい泣いちゃうなんてー。です。

    大事な気持ちを頂きました。

    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    あのバランスには圧倒された。
    おぼんろの高橋倫平さんが以前長い間出演されていた団体ということで、気になって見に行きました。とにかく音楽が素敵でした。 ミュージカルというものは商業的なモノでしか見れないと思っていましたがが、小劇場の舞台で繰り広げられる物語はとても素晴らしいものでした。
    歌のうまい方がたくさん出られていたようでしたが、うまいだけでなにかひっかかりを覚えるは、歌の中にある言葉を表現できていなかったのでは、と思ってしまいました。歌はうまいのに、芝居が気になる、そんなギャップを感じてしまったのもあるかもしれません。
    倫平さんがこの団体に参加していたのか~と何か不思議な気持ちになりました。倫平さんが出ていた時のも見てみたかったな。

    一番印象にあったのは、狐役のダンサーの方が、舞台中央で左足をY字バランスというか、I字バランスにしていく時でした。
    物語の内容よりも何よりも、彼女の身体能力に圧倒されました。
    他のダンサーさんも素敵だったな。
    物販で過去公演のCDなども販売していましたが、きっとどれも素敵な音が詰まっているんじゃないかなって思いました。

  • 満足度★★★★★

    響いてくるものがある
    非常に見応えがありました。どちらのバージョンか把握できてなかったのですが、心の琴線に触れるところが多かった作品です。勿論、個人的に気になるところやダメはあったのですが、それを引いても楽しめました。以下

    ネタバレBOX

    まず小屋に入ると既に静まり返っており、役者さんが既にいたのでしょうか。開演前からもう始まっているような。観客を引きつけていて面白いです。あのような見せ方なら、逆にスタッフさんの案内、あちらを静かで滑らかに行って、他の観客の妨げにならない配慮がもっと欲しかったです。
    ダンサーの方の動き、どこでも見そうな狐の面を使った表現。素晴らしかった。妖しく美しいという言葉が合います。歌もどこか叙情的で暖かくなります。不死の設定や話の流れも、九州に限ったことなのかとかツッコミもあるけど、特に絆創膏の件が活きていたりと良かったです。どちらのキャスティングかわかりませんが健さんかな、何か固くて違和感ありました。旅立っていく時の雨、満月の背景、内側に何かが伝わってきますね。
    良いところばかりではなく、気になったのも幾つか。1番は尻尾を大事に扱おうよ、というところ。動線の邪魔にならないような、身体の一部としての意識はあまり感じませんでした。尻尾思い切り掴んでてリアクションないのもしっくりこず。観客に眩し過ぎて、お客様によっては不快な人もいたのではないでしょうか。そんなのもありますが、とにかく、話というより全体を通じて感動できて感謝です。
  • 満足度★★★★★

    とてもとても
    素晴らしかったです!心温まるストーリーで、じ~んと心に沁み、涙が出そうになりました(周りではすすり泣く声が聞こえました)。役者さん達の歌唱力・ダンス・音楽・・全て素晴らしかったです。私の観た回は、内藤さんが桔平役でしたが、本当に素晴らしかったと思います。優しい笑顔や切ない表情に涙が出そうでした。この舞台観たら、みんな優しい気持ちになれると思います!

  • 満足度★★★★★

    大事な想い
    オリジナルの世界観があり、こころにじーんと浸みてくるお話でした。出演者のレベルも高く“ここは萬!?”と思わず思うほど!!このメンバーにこの劇場ではステージが小さすぎる!!ダンスシーン、ステージのサイズの為に、手足が思いっきり伸ばしきれていないのが、勿体無い気がしました。次回はもう少し大きい劇場で思いっきり踊って欲しいと思います。快く響く歌も素直で良かった。内藤君の桔平、なんとも愛おしく、心が切なくなる存在でした。桔平の想い、大人はもう一度、子どもにも知って欲しいと、俗物の私でも思ってしまいました。

  • 満足度★★★

    【[♯]バージョン】観劇
    本当の満足とは何か、普遍的なテーマでした。

    ネタバレBOX

    愛する人を思い遣ることの尊さをテーマにしたミュージカル。

    心から満足するまで死ぬことのできない不老不死の狐たちの中の一匹桔平が、怪我をした妊娠中の女性に血液を与えたことで、その女性と生まれてきた子供は不老不死と死の条件の影響を受けてしまいます。

    女性は生まれてきた赤ん坊の笑顔に心底満足して死んでしまいますが、不死身になった息子健は怪我をしてもすぐに治ってしまうような身体になっています。普通の人間になりたい健の気持ちを汲んで、そして健の幸せが自分の幸せと気づいた桔平は、健の身体を普通の人間の身体に戻し、満足して死んでいくのでした。

    女性は曲に乗っていました。桔平は、ハモるときに低音部を歌うのは分かりますが、ソロのときも半音ずれたような歌い方をしていたので心から満足できませんでした。

    片足立ちでもう片方の足を持ち上げるなどのダンスは素晴らしかったです。

    狐の衣装も良かったですが、尻尾の生え際の上部が一直線に見えるのはいかにも縫いつけた感がありました。あそこは半円状に見えるように工夫してほしいと思いました。
  • 満足度★★★

    満たされる心
    チケットプレゼントにて鑑賞。岡村さやかの声がいい。

    ネタバレBOX

    痛みを感じない?雑誌記者の健(上野聖太)が彼女(岡村さやか)とともに、健の生まれ故郷に取材に行く。そこの森には不死の狐が住んでいて、健の母(千田阿紗子)と知り合いだったという。心からの願いを叶えることで旅立てるという狐を取材のネタにできると喜ぶ健だったが、謎のめまいに襲われる…。

    健の不痛特性は、昔母が瀕死におちいり、狐の桔平(内藤大希)から血を分けられて一命をとりとめたことが原因と分かり、健の苦悩と桔平の苦悩が描かれる。母としての健の幸せを願う気持ちは、自分の心からの願いでもあると気づき、健の特性を消し去り旅立つ桔平。
    シンプルながらも、程よく凝った設定と展開で、親しみやすい作品。ミュージカルはあまり馴染みないけど、なかなか楽しめた。

    母の想いもそうだけど、狐・カエデ(萩野恵理)の森の外を見てみたいという、タブーを破ってでも成したい純粋な願いが胸を打つ。ここのダンスの表情も良かった。
    桔平は、母の命を救い、健の命を救い、健の人生と今後生まれるかもしれない子のことも救ったということになるのか。自分のことでなく、他人のことで願いを遂げ旅立つところがグっとくる。

    ただ、桔平が母や健へ示す情の深さはなぜだろうかなと感じた。一応、母は桔平を差別しなかったみたいなこと言ってた気がしたけど。
    ちなみに、健の特性は精神的な痛みも感じないってことなのか。ここらへん、伏線的にもうワンエピソードあっても良かった。

    舞台セットはしっかり作ってあった。ステージ奥の月が浮かび上がるのとか、とても綺麗だった。また、球状ランプを使用した演出や振りも良かった。座り演技はやや見にくい。
  • 満足度★★★★★

    泣いてしまいました。
    プレゼントに当選し、観劇してきました。

    客電が付いた状態で、無音のままはじまるのですが、客席も静まり返り、見る準備が整っていない状態で、緊迫感を感じて音が出るまで硬直していました(^^;)
    そんなはじまり方でしたが、とても、優しいお話で、後半は涙が止まりませんでした。

    ダブルキャストで、上野聖太さんと内藤大希さんが人間の健とキツネの桔平の2役を交互に演じられるのですが、私が見た回は健=内藤さん、桔平=上野さんでした。
    終演後、タイプの違う役者さんでしたので、逆バージョンだとどうなるんだろう?と、気になり逆バージョンが収録されるというDVDを予約してしまいました。

    ネタバレBOX

    最初に健のお部屋に救急箱が無い理由とか、そのときの微妙な感じとか、日記にはさまっていた葉っぱとか、他にも色々見ながら引っかかっていた事があったのですが、ラストまでにきれいに解決して、最後はお話に感動してなきながらも、すっきりした気分。

    あと、これは個人的好みなのですが、ストーリーも歌になっているミュージカルだとお話がよくわからなくなってしまうのですが、今回みたものは、ストーリーはお芝居としてちゃんとしていて、間に歌が入るものだったのですごくわかりやすくて、歌にも素直に感動でしてとてもよかったです。

    見た後に幸せな気持ちになれました。



このページのQRコードです。

拡大