ろりえの暴力 公演情報 ろりえの暴力」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/09/03 (水) 14:00

    4派に分かれていがみ合う「ゴル中七天王」に新人教師がアカペラコーラスの魅力を伝えることで更生(!)させるという清々しいほどにベタな(笑)学園青春ものだが「そうそう、こういうの、あったよなぁ」な懐かしさに囚われる。
    それに加えて PLAT-formance(あやめ十八番のバンマス吉田能と本作でDJやボイパを披露する安藤理樹のユニット)が音楽監修なこともありアカペラバトルでのパフォーマンス(演者は言わずもがな)が圧巻、こんなの反則だよぉ!(笑)
    いや、舞台美術も含めてお見事でした♪

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    (笑えた度)4(今感)4(完成度)5

    ステンドグラスが印象的なモダンゴシックな舞台装置を背景に、
    市井の人、普通の中学新人教師の平凡な一生と、
    同じ時を生きた不良中学生達の青春の輝きと突然の別れ、
    そして再会を描いた王道エンターテイメント。

    青春アカペラ音楽群像劇。

    どんなに平凡な人間でも輝いていた瞬間が確かにあって、
    その後の人生がたとえ満足のいくものでなくても、
    その記憶を胸にきっと生きていける。

    ネタバレBOX

    本作品、なんといっても、アカペラによるバトルシーンが見どころなのだが、
    トップスの音響設備がグレードアップしていて、音のいいこと!

    そのかわり、2NDや3RDあたりが少し音外しても、
    クリアに聞こえてしまうのが玉に瑕というか、
    素人バトルなので逆にリアルというべきか。

    アカペラはリードのロングトーンとベース&ボイパのリズムがなんとかなっていれば、
    そこそこ聞けてしまう、ということを再発見。

    いやいや皆さん交代しながらのリードVoはさすがに上手くて、圧巻でした。
    曲数も多くて大満足。

    一方、バッドテイスト・オフビート感満載な疾走感あふれるオープニングから、
    ハモネプに夢中になるくだりになると、
    なぜか選曲がPOPど真ん中で素直なのが、少し拍子抜け。
    もう少し、不良ならではの悪そうな歌も聴いてみたかったです。

    とはいえ、高校生にやられるシーンとか、随所に光る演出の巧み。
    笑えるシーンも満載で楽しめました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/08/30 (土) 14:00

    暴力的な歌による戦い面白かったです。
    一見ガチャガチャして勢いに飲み込まれるが、
    しっかりとした歌やパフォーマンスの技術に
    裏打ちされたお芝居に感じた。
    とくに安藤さんが素晴らしかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    めちゃ良かった。まだ公演日があるので、取り急ぎ。
    タイトルとあらすじ読んでも、どんなのかわかりにくい。
    青春バトルものです。
    何で闘うかというと、ハモネ〇゜(隠す必要無いかもだけど)
    ダンスもあるんですが、ほぼ全編、歌につぐ歌。
    (だから、あやめ十八番の吉田能さんの名前が監修にあるんだね)

    アカペラ合唱がぶつかり合います。
    さながら、ハ〇ネプ版のアパッチ野球軍。

    テンポが非常に良くて、”省略”ってセリフがそのまま出てきたりします。
    あとね、男性陣が本当に縁の下的に頑張っていて。
    アンサンブルでは無いけど、アンサンブル的に大活躍で、これが演劇的に面白かったな。

    最高潮に達する終盤近くまでは、今年観た芝居の中で一番頭悪くて、最高!!だった。
    (最高峰の褒め言葉として取って欲しい)
    そこからの……、

    ネタバレBOX

    急転直下、現実ともリンクして、ビターな味わいに。

    でもそこで終わらずに舞台は続いて、しっかりと描き切られます。
    僕の好みだと、この終盤は色々と匂わす程度で、想像力に任せるくらいがよいのですが、きちんと描かれます。
    それは観てる人にとっては、青春の追体験、仮想体験にもなるのかも。
    自分もちょっとウルっと来ました。

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