公演情報
「贋作・罪と罰」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/06/05 (木)
早稲田は、演劇研究会、 劇団木霊 、 劇団てあとろ50’ は何度も拝見して来ていたが、早稲田大学演劇倶楽部は今回が初めて。新歓公演2025『贋作・罪と罰』(主宰/演出 山口亜希子)を拝見した。
新歓公演としては大成功だと思う。どこまで新入生の方達がご覧になられるか、そこは判らない部分ですが、上演内容は、演劇を志す方達の琴線に触れたのは間違いないと思う。
上演中、ずっと目が離せなかった。
当日パンフレットに「挑戦には挑戦をもって、(野田戯曲に)真正面から挑む...」とある。上演は正に挑戦だった。
11人の演者、演出の気迫も十分に。この主宰/演出のに山口亜希子による画像に 見られる美的感性が舞台美術、道具としてのパイプ椅子の使い方、衣装、演出に美意識が現れていた。
演技については、終盤の、英/溜水、才谷/溜水、溜水/智、才谷/溜水、清/溜水など、対峙する演者達、英/才谷の絡みには説得力があった。他の演者も挑戦する者として、その気持ちは受け取れた。チャレンジする試みや良し。あとは.、いや演技がどうのこうのと言える知見はないのだけど、経験を積み、研鑽して行けばと