向日葵と夕凪 公演情報 向日葵と夕凪」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 無題447(12-190)
    14:00の回(晴、猛暑)。13:30受付開場、BASEは2回目、入って右側に客席(2列)、前列はミニ椅子、後ろに座ります。カウンター、後方の棚にはボトルが隙間なく、下手、TVモニター、横にはCD、DVD(「狼たちの午後、」「ゴッドファーザー」「ブレードランナー」「時計じかけのオレンジ」…)、二人の教師、三人の生徒。ドアが開くたび強い日差しが薄暗い室内にも届いてきます、スピーカーからは波の音、いい雰囲気です。14:09開演〜15:09終演。

    ネタバレBOX

    ちょっと「結び目」っぽい話しかと思いましたがそうではありませんでした。役者さんはずっと立っての演技、「エビス」のお芝居では座るので少し違和感。物語は…(私の場合)普通でしたが、お芝居は面白かったです。
  • 満足度★★★★

    満足度大
    序盤で故人である「怪物先生」の人となりがまるで見えるようなのと後半で2人の女性の過去・想いがラップしつつ浮かび上がって来るのが良くできている脚本に設定通りバーで演じられる利点が加わり、満足度大。
    なお、観ながら「あのバーで上演したら…」と考えてみて、そちらでは海が(多分)見えず、バーにも「特性」的なものがあることに気付く。

  • 満足度★★★

    女の告白
    面白い。そしてちょっと痛い。

    ネタバレBOX

    怪物先生の葬式後の、元教師・岩沢(山本佳希)が経営するバー。
    怪物先生の娘の藤子(生見司織)は、高校の時に付き合ってた彼の子を妊娠するも彼に告げずに堕胎し、彼のもとを去った。藤子の彼氏で今は家庭を持っている新井(立浪伸一)は、藤子の苦しみを知らないままそれが引っかかって生きていた。藤子の堕胎費用を貸した理伽子(こんどうえみこ)もまた、高校当時岩沢との間にできた子を黙って堕ろした過去を抱えて家庭を持った。それを知らない岩沢は、理伽子とバーを経営する想いを秘めてバーを経営していた…。

    海の音が聞こえてくる町。向日葵のように生きたいと願う女性の気持ちと、男に告げられない気持ちが痛い。胸張って新井に会うと言っていた藤子が、新井の顔をみて号泣しだすラストがやはり痛い。
    偶然か必然か、怪物先生の死に引き寄せられた4人が、過去の出来事と気持ちに向き合う、ちょっと怖い話。
  • 満足度★★★★★

    夏の終わりにぴったりのお話です。
    台詞と波の音だけで、海辺の小さな町の風景が見えるような、
    海に向かって凛と咲く向日葵が目に浮かぶような、素敵なお芝居です。

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