満足度★★★★★
楽しい!おもしろい!きもちいい!
最高!!!
楽しくて楽しくて・・・ベタな展開なのに、この後どうなるのか気になって気になって仕方なくて。
Seirenは、ホント「観せ方」がわかってるよなあ。ツボを外さず確実に押さえてくる。そして、いつの間にか、その「狙い」に確実にはまっていっちまう(笑)
開演1時間前受付開始の5分前に到着したのに、整理番号24番。その人気に違わぬクール&パワフル、そしてブラボーな舞台だったなあ。
アメリカを舞台にした学園モノ。
はちゃめちゃ!バカ!パワフル!おしゃれ!苦悩!ジェラシー!そして恋愛!・・・どれもこれもカワイイよ!君らカワイイよ!笑
衣装も、翻訳調のセリフ&セリフ回しも心地良いったらありゃしない。ホント、ヨカッタなあ。
ずば抜けて巧みな役者はいない。でも、調和がとても良くとれていて、舞台として完成してた。帝劇のオペラやミュージカルでもそうだけど、どんなに巧みな看板がいても、ダメな匂いが漂う舞台ってあるんだよね。その点、この『Grease』の舞台から放たれる匂い&明るさは、すばらしいものだった。このオーラのようなものって、看板役者がいるから出るってもんじゃないんだよね。青臭い言葉だけど、情熱とチームワークの良さ、だろうな。
若者たちによるミュージカル団体Seiren Musical Project。これから色んな努力精進を重ねて、苦労もするんだろう・・・そんなことも含めて羨ましいと思うし、なんと言っても、これからの彼女ら彼らの舞台での活躍がとても楽しみ。
次回公演は、12月。高田馬場ラビネストで3本立てとのこと。もう今からスッゲー楽しみ! 惜しむらくは、まだSeirenを観てない彼女が、この時期、大一番に臨んでいて、またもや観ることができないということか(泣)