満足度★★★
もうひとひねり
もう少し笑いが欲しいなとの贅沢な悩みはあるが、7組のカップル達の話の見せ方は、ある程度は片方で見せて、その後や意見はもう片方で見せると
なかなかに考えられており面白かった。
ただ、6組のカップルが寄りを戻す結果はちょっと面白味には欠けたかな。まあ、7組目のカップルの別れを濃くするためには致し方なしか。
しかし、別れの理由はやはりあれなんだろうか。非常にきになる~。
初日だから?
アチション!の売りだと思っている「テンポの良さ」がことごとく感じられず、かったるい展開。
劇中劇が終わって淡々と会議?が始まる辺りから、客席内居眠りをしているお客さんが続出。
最後列での観劇だった為、舞台上よりも「あ、あっちも寝てる・・・こっちも寝てる・・・」ってのが気になりました。
前も思ったが、謳っている「個性豊かな登場人物」がうわっつらをなぞったキャラ芝居にしかなっていないのが気になる。
深く描けていないから、そのキャラクターとしての心情が伝わってきづらいんですよね。
7組は多かったんじゃ。2~3組減らして、もっと深く描いてくれた方が良かった。
脚本のアイディアと着眼点はいつも素晴らしいと思う。
それだけに、そのアイディアの消化不良がもったいない。
満足度★★★★
面白かったです
初めは、7組のカップルを把握できるか心配でしたが(私の頭が悪いので・・)、そんな心配はいりませんでした。それぞれのカップルが個性的だったし、話も分かり易く進んでいきました。とても面白かったです。濃いキャラも多く、何度も笑ってしまいました。思い出して吹き出してしまう事も・・。肩肘張らず単純に楽しめる、こういう舞台は大好きです。面白かったです!
満足度★★★★
巧みな構成と設定で
ぐんぐん引き込まれました。七組のカップルが違うカップルの出会いから別れ話までを演じるという複雑な構成でありながら、キャラが明瞭で混同することが無く、すごく楽しめた。あちこちに散りばめられたギャグも活きている。お互いを思いやることから別れ話に発展してしまうという現代の恋人たちを描いて、すごく身応えがありました。一度にカップルの歴史を語ってしまわないところがいいですね!何度かに分けて演じる事により、よりカップルの歴史と人間性を感じさせます。これだけの複雑な構成をスマートに見せるとは、すごい演出力と演技力。
ポップな美術やライティングも楽しかったです。
満足度★★★★
セラピーか新しいビジネスか?
別れようとしている7組のカップルが「失恋ワークショップ」に参加する。
自分達の出会いから別れ話に至るまでを脚本にし、それを演じることによって過去を振り返るというもの。
“人の恋見て我恋直せ”、他人の恋バナを客観的に聞く楽しさと
こういうセラピーあるんじゃないかと思わせるものがあった。
構成の上手さが光って楽しめる。