葬式クラス2012 公演情報 葬式クラス2012」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★★

    44期
    初演も観ました。

    相変わらずステキでした。
    大人だってダメでもいぃじゃない!

  • 満足度★★★★

    両バージョン観劇
    28期生バージョン→44期生バージョンで観劇。
    時代が離れてるとは言え、ここまで違う作品になるとは、やはり米内山さん凄いです。面白かった。

    ネタバレBOX

    28期生バージョン
    キャラ年齢が役者と近いのもあると思われるが、台詞が自然と言うか人生の重みを感じる。面白かった。
    初演に比べ客席からの笑い声が多かったように感じたが、意識してリライトした?しかし、時代に合わせた携帯電話よくあったな。(稼動してたし)

    44期生バージョン
    こちらは初演バージョンに近いとのことで見てて、あーそうだったと、あー確かにと記憶が蘇る。いやー28期生版に負けない面白さであった。

    で、やはり初演から素晴らしい本だったんだなと改めて認識。
  • 満足度★★★

    濃い同窓会
    うまいこと書くなあと思った。ひんぱんに元同級生が死ぬという設定がありつつも、登場している人物が死ぬわけではない。バーを舞台に友達の死を悼みつつ飲んだくれる話だ。全然羨ましくない人々のはずなのに、なぜか自分も混ざりたくなる、すっきりした芝居だった。

  • 満足度★★★★

    44期ver.→28期ver.
    変形同窓会もの系クロニクル?
    いやはや、まるで同じ魚を最初はお造りで、次いで西京焼きで食べたように味わいが違う…。
    聞けば44期の方が初演(未見)に近いそうで、基礎編と応用編的な関係、この順で観て正解か。
    なお、28期・44期というのは劇中における卒業年次。なので両ver.の登場人物には16年の隔たりがあるというシカケ。
    ちなみに実測上演時間は44期が75分、28期が80分。

  • 満足度★★★★

    面白い
    44期見ました。コメディな感じを想像してたけど、そこまで笑いに走ってる
    わけではなく、クスリとくる感じで楽しめました。

  • 満足度★★★

    同級生
    が、死んでしまうたびにバーに集まる同級生。ぎっしり満員であったが、それほど気持ちが乗ってこなかった。

  • 満足度★★★

    28期ver
    期待が大きすぎたため、肩透かしを食らった。
    相変わらず狭い会場を有効に使っているのが好印象だが、設定に馴染めず自分にはイマイチだった。
    役者陣のレベルは高いと思った。

  • こんな狭いところで?
    28期を見ました。

    エビス駅前バー。とっても狭いので驚いた。こんな狭いところでやるの?
    椅子が三列並べられていて、ぼくはいちばん後ろの席で見たけれど、最前列の人は困ったんじゃないのかな。そんなに間近で演じられても。そうでもないのかな?

    演技の場となるのがカウンター周辺で、観客席のすぐ近く。
    こんな場所で演じるとなると、下手に大げさな演技をすると浮くだろうし、あんまり地味だとつまらないだろうし。そのへんのバランスを考えた演技が必要なのでしょうね。

    市谷さんだったかな。彼がただひとり観客席に顔を向けてポーズを取るような演技をしていたと思う。それが個人的には浮いてるんじゃないのかなあと思った。こちらに顔は向けず、もっと物語に没入した演技でよかったのでは。

    女性陣お二人の演技は、すごく自然なようでいてそうでもなし。面白く感じました。
    まったく作らない自然な演技で演じられれば、それはそれですごく面白いものになるのかなあと、、、。



  • 満足度★★★★★

    44期
    先に、28期を観ていたので、自分としての「一等席」で観た。

    44期より”軽快”とうイメージだった。話も少し違うし
    とてもジェネレーションを表しているように思えた。

    2バージョン観て、ベースは同じ話でも
    役者さんやちょっとした違いで印象変わるを感じれてものすごくよかった。

    個人的には、年代が近い28期のほうが、共感はしやすいけど。

    ネタバレBOX

    バーテンダーのカミングアウトが、やっぱり印象的。楽しい。

    あのセカンドバックに1000万入る???などと思いながら、
    闇金のくだりにニヤリ。

    両方観てみると、自分の好みに気づかされる
    マンション買う話とか、慰謝料ぶんだくる話とか、名刺破く+取りに帰るとかはないとさみしい、と思ったし、反対に、介護の話は、切実だなあ、と思った。

    あと、最後、28期もあんな終わり方だったのなかあ?覚えていない、ということは見逃したかもしれない。自分の受け手としての弱さに反省。

    しかし、44期のマンガの話はまったく???だった。自分も年をとったな、と思った(ポジティブな意味で)。逆に音楽は、モー娘。>松田聖子…。
  • 満足度★★★★★

    台本と役者たちの纏う齢の絶妙なマッチング
    28期を拝見。
    初演の良さを引き継ぎつつ、
    ベテランの域に入りつつある
    まさに脂の乗った役者のお芝居を
    ガッツリ楽しみました。

    ネタバレBOX

    初演も観ていて、
    その時の骨組みも十分に記憶していて。
    でも、その中に、今回の出演者のテイストが
    しなやかに織り込まれていて、
    その記憶に作品が内包するさらなる奥行きを感じる。

    役者たちのキャリアが
    そのまま舞台の設定や織り上がる色を
    しなやかに映えさせていきます。
    脚本の力というか設定が、
    其々の秀逸な演技力での
    キャラクターたちのさりげないデフォルメに映え
    さらなるもう一歩の味わいを導き出していく。

    シーンごとにひとりずつの背負うものが解け
    温度が生まれて、
    さらにその温度の重なりが観る側に残りつつ、
    他の物語が重ねられて・・・。
    呪われたように繰り返される
    葬式ごとに舞台に垣間見えるものから
    個々の過ごした時間や想いにとどまらない
    同じ時間の流れに幾度も重なった
    同級生たちならではの愛憎や連帯感が生まれ
    観る側をも巻き込んでいく。

    いい年した大人たちの容貌に、
    彼らの学生時代の雰囲気や
    クラスの男子・女子みたいな空気の肌触りが
    絶妙に醸し出されて・・・。
    また、バーのタイトな空間が
    その肌触りを霧散させることなく、
    しっかりと観る側を浸し込む。
    そして、そのベースをもった視座だからこそ
    浮かび上がるキャラクターの色合いや
    俯瞰しうる彼らの齢の肌触りがあって。

    彼らが作り上げた時間の
    ちょっとビターで、どこか懐かしく、
    そこにまた帰ってきたいような居心地をもった舞台の余韻が
    終演後もしばらく抜けませんでした。
  • 満足度★★★★★

    傑作
    28期ver.

    面白い。80分あっというま。

    ネタバレBOX

    卒業後、毎年死人が出て、その都度葬式が開かれる。日野(萩山博史)の経営するバーには、各回のメインキャストが訪れ、人生の悲哀を嘆き楽しむ…。

    2002年
    市ヶ谷(岡見文克)は、人生低空飛行。踏んだり蹴ったりの中、恩人の会社の金を持ち出すクズっぷり。
    2004年
    神田(金崎敬江)は、学生時代地味グループに所属し、大人になって結婚を忌み嫌い、モテる西荻(篠原あさみ)を妬む。
    2006年
    当時付き合ってた男が死に、嘆く西荻。さらに、夫の浮気と浮気相手の妊娠(しかも西荻が欲しかった男児)と姑から暴言にと、打ちひしがれる西荻。
    2008年
    慕ってた男が死に悲しみにくれる日野(ゲイ)を尻目に、飄々とした大久保(伊藤信隆)。そんな大久保も、息子の喫煙トラブルをはじめ、家庭の問題から逃げるようにキャバクラ通いに走る。

    市ヶ谷と西荻の新婚旅行当日。一人バーを訪れる市ヶ谷。追ってくる西荻。自分と関わると不幸になると放つ市ヶ谷だったが、大吉しか引いたことのない西荻の心に押され、再度結ばれる。結婚反対の神田も男性と同居し、大久保も引越し後、新たな人生を歩み出す。日野も、妹の結婚を機に親との確執も和らぐ。献杯の瞬間、市ヶ谷たちが乗るはずだった飛行機がメカトラ&着陸失敗の情報が入り、驚く面々。クラスにかけられた呪いは終わったんじゃないかと、明るい未来に盃をかわす。

    30後半から40半ばの年齢だろうか。苦い想いがバーに醸す。けど、彼らの表情は悲観というより、乾燥しているようにみえる。
    「毎年葬式」(他人の死)って設定に反射するように、生きるってことを静かに描いた作品。バーテン日野の乾いた人生観に癒される、バー公演に相応しい舞台だった。

    苦くてニヤニヤできて、ちょっとあったかい。
  • 満足度★★★★★

    28期
    後半から一気に加速していって引き込まれた。
    ほんとにいい同窓会だ。

    もう一回28期を観るか、違う44期を観るかなやみ中。

    書くとネタバレになりそうなので以下BOX

    ネタバレBOX

    前半が、バラバラ感を感じて、ちょっと実は退屈していたのだが、
    多分、後半一気に変わっていった。
    よく考えると、最初はそれほど仲良くなかった同窓生が、急激に仲間意識を持つのが演じられていたのだと思った。

    最後の乾杯のシーン、なかなかだ!

    言葉の遊びも楽しかった。

    それぞれの役の個性は素晴らしい。
    市ヶ谷のノー天気さ、でもそれが5人をつないだようにも思える。
    神田のストレートさ・かわいらしさと大久保の渋さと悲哀にも引かれた。

    いい芝居でした。
  • 満足度★★★★★

    最高!
    少し久しぶりに恵比寿駅前バー劇場での観劇でした。
    バーの内装が少しリフォームされていて、かなりオシャレになった印象でした。
    中学の卒業の時期で、キャストを変える構成で興味が湧き、28期と44期の両方を観劇しました。
    両方とも70分ちょっととこちらの劇場ではちょい長めです。
    同じ脚本ながらも、年代に合わせて、設定やセリフが変る場面もあり楽しめました。
    自然なセリフ回しがあったり、迫真の演技があったりと、大満足な内容でした。
    この作品もDVD化して欲しいものです。

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