紫雲英の記憶 公演情報 紫雲英の記憶」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2025/06/05 (木) 19:00

    価格4,500円

    ねむりねこプロジェクトの「紫雲英の記憶」
    劇場も富士見台のアルネ543…どちらとも初見の舞台で楽しみにしておりました。
    アルネさんは下北沢の「楽園」みたいに座席が分かれていて、どちらで観ようか悩むタイプ。同じ作品でも何回か観たい方にはお勧めかもしれません。

    「げんげのきおく」は霊視能力がある主人公侑真が、錆びた刀の鑑定をする所から物語が始まります。
    刀から現れた幽霊の正体、神社内で繰り広げられる呪いの意味や過去の記憶など、少しづつ明かされていくサスペンスとアクション要素が込められた作品。

    ネタバレBOX

    この芝居を観てまず考えたのは、
    「劇場の規模」と「脚本の規模」が合ってない?ように感じたこと。
    2.5次元っぽい作風…霊能力から現れる式神の存在や陰陽師…1000年の恋物語
    漫画から飛び出したような壮大なキャラクター達が、全体的に小さくまとまってしまう感じがします。侍が現れ、子役がいて、殺陣があって、舞台も雰囲気があって良いだけに、売り込み要素はあるのですが…狭い空間にキャストがギュッと詰め込まれ、お芝居の内容とスケールにギャップがあるから、観疲れしてしまう。
    場面ごとに一度に配役を出し過ぎる傾向があり、アンバランスでした。
    もう少し場転を増やして、配役の数やアナザーストーリーのような展開を入れるなどして調節した方が、観る側も印象に残りやすいかなと感じました。
    (芝居の内容は分かりやすかったです)

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