満足度★★★★
すごいな藤山さん!!!
高畑淳子さんの井上ひさし作品、雪やこんこんを観て、ものすごい衝撃をうけた私。
で、雪やこんこんの会場で配られていたチラシの中にこれがありまして・・・行きました。
フツーなら絶対に観ることのない芝居。
でも、行ってよかった~~~~!!!!!!
藤山さんの役者魂を観ました!!!
あれが本物の役者!!!ですね。
本当にすごい。
鳥肌たちました~~~
満足度★★★★★
藤山直美さん、高畑敦子さん、サイコーです。笑って泣いて、ノンストップで駆け抜ける。
千秋楽 最高です!
さすが、藤山直美さん、高畑敦子さんです。
凄いです。
終始、笑いっぱなし、そして泣ける、人情喜劇、しかし、古臭くない。
悲しいわけではなくて、誰かが死んだりしたわけでもないのに、泣ける芝居はいい。
漫才シーンではないのに普通の会話が、いつの間にか漫才になってしまう、お二人のシーンはうまい。
自然すぎて演技に見えない。長年のコンビのようです。
藤山さんといえば、松竹の顔。その藤山さんの、東宝直営劇場での初出演と言うことで、
千秋楽最後のあいさつでは自分らのことは置いといて、「とにかくシアタークリエをごひいきに、シアタークリエにまた来てください」と何度も「小屋(劇場)を立てる」挨拶をする、座長としての気遣い。
そして、休憩時間を告げるシーンでも、コネタをはさむ、
何回かのカーテンコールで、舞台からはけるときは、その都度、何かして笑いを取ろうとする、その姿勢に参りました。
ちにみに、加藤義宗さんは、加藤健一さんの御子息。後で知りました。イケメン若手漫才師を好演。
カラテカ矢部さんも、あの個性的な演技を全開。最近有名タイトルの舞台出演が続いています。
三倉佳奈ちゃんは、最近は姉妹別出演。なかなかスムーズに、漫才のボケ演技を自然に演技してます。
逢坂じゅん(レッツゴーじゅん)さんは、相方に先立たれてしまった漫才の師匠を好演、されてます。
洗坂係長さんは、もちネタも披露。最近ミュージカルなどでも活躍されていますね。
田山涼成さん、赤井英和さんは、主演のお二人を立てる役回り。手堅い演技で脇をしっかり支えてます。
先日の「菊次郎とさき」といい、何事も不安定な今の世の中で、「今のセンスで通用する」誰もが安心して楽しめる人情喜劇が、観ていてとっても心地いい、今日この頃です。