満足度★★★
砂まじり
曖昧ながらも曖昧なりにイメージが浮かぶそんな印象でした。
観客の目に映るものが必ずしも登場人物に見えているわけではないところが意味深なところでしょうか?
満足度★★★★
タイトルの持つ
意味をトレースしたストーリー。1年前の出来事をイメージさせつつ、いくつかの点(ストーリー)が一本の線にはならなかったですが、ニュアンスというかアウトラインは感じられました。
満足度★★★★★
無題355(12-098)
15:00の回(晴)。14:00受付(整理券あり)、14:30開場。平日はべらぼうに忙しく感想が滞っています。なのでひとまず…「R10」から1年ぶり、場所も同じここ「楽園」。前作はSF(って言うのでいいのだと思いますが)でしたが、今回も不思議なシチュエーションという点では同じかなと感じました。入って右側に座ります、控え気味の照明、女性Voによる弾き語り(洋楽)、舞台はジオラマのよう、中央に砂で作った「島」、流木が2本、周囲に、砂の連なりが何本も。天上に細く短い木の枝が十数本、舞台端は砂が散らないように10センチほど高い柵、隣の席にひよこ(何に使うものかわからず)が置いてあり、誰が座るのだろうと思っていたら、開場直前、中からでてきた女の子でした。14:55前説、15:04女性が登場、男、会話はなく波の音、暗転〜やや間があり〜花屋さん、終演。
シーンがハッキリ分かれ、配役やお話が一つの方向へ進み、積み重なったものの頂点に結末があります…こんな展開だとわかりやすいのですが、ここは何処で、何が起こっていて、この人とあの人との関係は、などなど、輪郭がぼやけていて、交じりあっていて…でも、なぜかこの感覚は私にピッタリ。
満足度★★★
魅力的なキーワードと小道具
“fox-trot”には3つの意味があるという。
①八重咲きのチューリップの一品種。
②2人で踊るダンスのステップの名前。
③乗馬用語で、なみあし(Walk)からはやあし(Trot)に変わる時の小走りの歩調。
物語はこの3つのエピソードをめぐる指輪の旅を追って行くのだが、
この魅力的なキーワードと小道具を活かしきれなかったのちょっとが残念。