実演鑑賞
シンフォニア岩国(山口県)
他劇場あり:
2012/07/07 (土) ~ 2012/07/07 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.japanarts.co.jp/html/2012/ballet/ballet_of_georgia/index.htm
期間 | 2012/07/07 (土) ~ 2012/07/07 (土) |
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劇場 | シンフォニア岩国 |
出演 | ニーナ・アナニアシヴィリNinaAnaniashvili(芸術監督/ArtisticDirector)、デニス・マトヴィエンコDenisMatvienko(スペシャル・ゲスト/SpecialGuest)、グルジア国立バレエStateBalletofGeorgia |
演出 | |
振付 | |
料金(1枚あたり) |
~ 【発売日】 |
公式/劇場サイト |
http://www.japanarts.co.jp/html/2012/ballet/ballet_of_georgia/index.htm |
タイムテーブル | |
説明 | 白鳥に鮮やかな飛翔 ----- しなやかに美しく たとえるなら真紅の大輪の薔薇。超絶技巧を優雅にこなし、艶やかな舞い姿で世界の観客を魅了してきたニーナ・アナニアシヴィリ。しかし、今、彼女を語る上で“華やかなバレリーナ”という称号では足りない。愛くるしい笑顔は相変わらずだが、ニーナ・アナニアシヴィリは、舞踊家として、人間として大きく、鮮やかな脱皮を遂げているのである。 さる9月末、グルジアの首都トビリシにあるグルジア国立バレエ団の本拠を訪ね、芸術監督として優れた手腕を発揮するニーナの姿を目の当たりにして認識を新たにした。 カフカス山脈の端に位置するグルジアは、知る人ぞ知る舞踊大国。バレエ史的にはジョージ・バランシン、ワフタング・チャブキアーニの生地として知られ、民族舞踊の豊かさでも注目される。 ソ連邦の解体後、独立を果たした祖国の要請を受け、かつてチャブキアーニが率いたグルジア国立バレエ団の芸術監督に就任して7年。ニーナは、自由化が進むこの国の文化的シンボルとして人気を集めるバレエの発展に欠くことのできない存在となっている。世界の第一線で活躍する現役のバレリーナである一方、バレエ団の公演を企画し、リハーサルを指導し、団員のみならず将来を見据えて小さなバレリーナたちの教育にも余念がない。訪問時に立ち会えたガラ公演のためのリハーサルでも、情感を込めて『タイス』を踊っていたかと思うと、自ら踊りながら『ショピニアーナ』の指導を細やかに行うといった具合だ。 努力の成果は、確実に実っている。ロシアとの緊張が続いた時期にも、ウヴァーロフが、フィーリンが相手役として舞台を飾り、レパートリーには古典やバランシン、チャブキアーニの作品のほか、ラトマンスキーの新作が並ぶ。最近では、チャブキアーニを記念するガラ公演に続き、3月の大震災直後には日本の被災者のためにチャリティー・ガラも開催してくれた。「バレエという芸術は国境を超える」と語るニーナの横顔は、“グルジアのバレエの母”と呼びたくなる慈愛と自信に溢れていた。 円熟期を迎えたニーナとその彼女が情熱を傾けて鍛え上げてきたグルジア国立バレエ団の清新な舞台が期待される。まして、この類まれなバレリーナが『白鳥の湖』全幕を踊る最終公演となれば見逃すことはできない。 立木燁子(舞踊評論家) |
その他注意事項 | |
スタッフ | [演奏] 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
たとえるなら真紅の大輪の薔薇。超絶技巧を優雅にこなし、艶やかな舞い姿で世界の観客を魅了してきたニーナ・アナニアシヴィリ。しかし、今、彼女を語る上で“華やかなバレリーナ”という称号では足りない。愛くるしい笑顔は相変わらずだが、ニーナ・アナ...
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