青色文庫 公演情報 青色文庫」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
21-21件 / 21件中
  • 満足度★★★★

    昭和な空間での昭和な感じのお芝居
    Dプログラムの『時計屋の恋』を観た。

    会場の雰囲気がよかった。民家をアートスペースとして利用している場所のようで、お茶の間を舞台にしたお芝居にぴったりとはまっていた。ドラマリーディングなのに、舞台セットが台本のイメージにとても合っていたためか、小道具とかないのに、普通のお芝居を観ている感覚だった。

    とはいえ、小道具とかに視線が行くことがない分、台詞を堪能できた。吉田小夏さんは、女性や食べ物の描写がやはり上手だなあ、と実感。向田邦子さんにたとえられることがあるのもなんか納得。

    会場が吉田小夏さんの作品と相性が抜群なので、この組み合わせだからこそ観に行く価値がある気がする。

    ネタバレBOX

    縁側などが舞台の一部としてうまく生かされていて、面白かった。

    ドラマリーディングだけど、役者の出入りがあったので、遅れてきたお客さんを最初役者さんかと思ってしまった(笑)

    椅子~座布団複数枚重ね~座布団1枚といった感じで、客席に傾斜をつけていたのが、笑えた。座布団席だとちょっときついかも。

    ト書きの一部を吉田小夏さん自ら読んでいたけど、素敵ないい声でした。

このページのQRコードです。

拡大