実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/28 (火) 15:00
世界最初の書物としての真偽を問われたが行方がわからなくなり12年、再び見つかったその書物について討論する博物館関係者とオブザーバー……な70分。2018年の再演を観ていたがほぼ忘れており(爆)改めて楽しむ。
いかにも柳井さんっぽい(私見)シニカルな内容はもちろん、劇中の台詞から察した劇中年の社会情勢や出来事に想いを馳せ本作の創作過程(?)に想像をめぐらすのもまた楽しからずや。
また「文書」と「器」の小道具(初演から使用とのこと)も見事。
実演鑑賞
満足度★★★★★
世界最古の本をめぐる、ワンシチュエーションのミステリー劇。
まず脚本が面白く、役者陣も素晴らしく、会場との親和性も抜群なので入り込めます。
10年前の作品の再再演になるそうですが、古びておらず、むしろ今だからこそって感じすらありました。
二面の客席の作り方もよく考えられていて。色んな意味でスキが無い芝居だなって。
ピリピリした芝居じゃなくて、息抜き出来る場面もちゃんと多数用意されてるんですよね。
昨年11月に、同じ新宿眼科画廊で”平坂村事件”(同作家による。これもめちゃ面白かった)を観ていたのは、幸いだったなって思います。
観劇後に知ったのですが、この2作は構造的に盾の表と裏って発信がSNSであったんですね。
うんうんって感じ。お話に繋がりがあるわけじゃないですけどね。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/25 (土) 15:00
2014年初演の作品の再々演。最古の文書を巡る、サスペンス風コメディ。面白い。70分。
とある博物館に集まってきた7人の人物が、一時は紛失したと思われた「世界最古の文書・ナノ文書」を巡って、真偽や、過去の経緯を探るが、…の物語。70分の尺なのに多くの伏線と笑いあり恐れありというバラエティ豊かな展開になっている。途中から、こうじゃないのかな、と思った結末になったのは、ある意味で残念だが、ありそうな物語だった。2014年に同劇団で初演、2018年にも同劇団で再演された作品の再々演だが、同劇団の音野と澤口は同じ役を演じたのだろうか。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/01/25 (土) 18:00
面白かった!めちゃ面白かった!(大事なことなので2度言いました)
いやもう眠くなるどころじゃなかったし、自分はやっぱり会話劇……というか会議劇好きなんだな、と思った。キャストもそれぞれ絶妙で、駆け引きも思惑もたっぷり堪能した。
帰りについつい台本を購入。満足して帰路についた。