ワタシヲ サスラウ ウタ 公演情報 ワタシヲ サスラウ ウタ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★

    孤独な夜
    『リリバーシブル』の上演後、出演していたバンドの演奏しながらの案内で赤レンガ倉庫から像の鼻テラスに歩いて移動し、田畑真希さんとミュージシャンのアラン・パットンさん2人だけの静かな雰囲気の作品が上演されました。

    パットンさんが先に現れてアコーディオンを奏でる中、田畑さんがドタドタと音を立てながらアクティングエリアに入ってきたと思いきや倒れ込んでそのまま数分間動かず演奏だけが続き、立ち上がった後も踊りまくるシーンは少なく、静かな動きが多いのが印象的でした。振付した本人が踊る為か、『リリバーシブル』に比べて動きに説得力がありました。
    この作品ももう少し時間を詰めたら更に魅力的になると思いました。

    アーティストの月岡彩さんが手掛けた衣装と美術は、代表作である『瞬間自動販売機スカート』を思わせる騙し絵的なもので面白かったです。真っ赤なコートの中に車海老が大きくプリントされたワンピースを着ていて裾を持ち上げて裏を見せるとキャベツの葉のプリント、更に内側のスカートは豚のバラ肉がプリントされたものとユーモラスでしたが、作品の内容とリンクしていないように感じられたのが残念に思いました。客席がたくさんある様に見せかけた壁の絵や、ガラス壁の手前にその向こうと同じ景色をちょっと変えて描いた大きな絵が吊るされ、終盤に取り除かれて実際の夜景を見せる演出が素敵でした。

  • 満足度★★★★

    夜のタバマ
    このダンサーは昼間の明るさの印象が強いが、今回は夜の雰囲気を味わせてもらった。リリバーシブルとうってかわって、コンテンポラリー風味たっぷり。伴奏がかなりうまい。

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