満足度★★★★
空気を馬鹿にする方法
空気をバカにするシーンはどうもアドリブが多いシーンらしく少しづつ違っているみたい。
SFテーマではあるものの、それほど小難しいことはなくて判りやすい。
人食い一族の一員が登場するのだけど、彼が言う台詞はなかなか胸に迫る。
人が滅び行くことを人が選ぶならそれもひとつの道なんじゃないかと思うけど、「滅びないため」の道を模索するべく物語りは進む。
まだ何回か見に行く予定なのだけど、初回見たときと2回目見たときの感想が大分違ったのが自分として何故なのかまだよく判っていない。
面白かったんだけど、その面白さを理論立てて上手く説明できないと言うか。
観劇後に頭が沸騰した
本を書いた人の本意は分からないのだけど、
人間の性について大いに切り込む話だったと思います。
最初のもしもクイズテストの辺りが凄くフックになって
そこから真面目に考えこんでしまった。
人間だけじゃなく、いろんな生きものが争いデフォだと思うんだ。
数が増えすぎると、昆虫もほ乳類も同種食い(殺してしまう)するんですってね。
争いはいけない、戦争はいけない、っていうのは分かるんだけど、
そういう人間の性を否定して、
なくしてしまおうってなるかというとちょっと分からないな。
それでもやろうというなら、
それでいいんだけど、結末がちょっと疑問が残るんだ。