えびすしげなり 公演情報 えびすしげなり」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★★

    人々が運命といっていいようなものに翻弄されるさまが見事
    登場人物たちが、自分ではあらがえない運命のようなものに翻弄されるさまを見事に舞台に描いていました。
    とても見ごたえがありました。

  • 満足度★★★

    初ウエストエンドスタジオ
    えびすしげなりという男の波乱の生涯の物語、一代記っぽいのかと思っていましたら、いわゆる民間伝承の恵比寿信仰の話も取り入れていて、太閤殿下、関ヶ原と、伏線も色々張られているようでした。
    演出も、目を見張るものがあったように思います。

    と、なんだか「ように」「ように」と歯切れが悪いのは、全く個人的な理由で、芝居に集中できなかったためです。すみません。

    ネタバレBOX

    中野から歩いたのですが、道を間違えたらしく、雨の新井薬師商店街で空しく彷徨うはめになりました。そしてようやくたどり着いた劇場が、なんだかものすごいキツキツ配置で、前席の椅子の背と膝がくっつくような状態。

    足元に置けないので、スタッフの方のご厚意によりカバンと傘をあずかっていただくことにしたのですが、その時、傘をうっかり横にして下に置いていたのを前の人の椅子が踏んでいたいたらしく、取りあげた勢いで先端の布が破れてしまいました。(ビニール傘ではありません)

    まあ、何が言いたいかと言うと、その時点で既にテンションが下がっていたということです。
    そして、不運は続きます。後から来た人が奥に行けないほどの窮屈さ(前列の椅子と足の間に隙間がなく、みんな自分ひとり立つのがやっと)だったので、スタッフの「すみません、みなさん2つづつずれてください」という呼びかけに、みんながずれて、私の前にとっても大きい人が二人並んで座りました。

    この時点で、舞台の半分強が隠れました。

    それで、海を表現した布の演出(たぶんよく見えたら素敵だった)も視界が切り取られ、えびすしげなりが次々と入れ替わる場面でも、「私の見えてないところで変わったんだな」くらいの感想しか持てず、せっかくの面白い演出も私には届いてきませんでした。残念。

    すみません。全く、私の個人的状況と感情により、お芝居とは関係ないところでのこの評価だと言うことを分かっていただければ幸いです。
    いつもなら☆4つつけたかもしれません。


    古事記の「蛭子神」の話は知っていました。そして「蛭子(ヒルコ)」と書いて「えびす」と読むことも(蛭子能収さんで・笑)知っていました。
    が、葦の舟で流された蛭子神が「漂着してえびす神として信仰されている」ということは、このお芝居を通じて知りました。
    ありがとうございます。

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