演劇

シアターZOO提携公演【Re:Z】 じゃぱどら!!「岸田さんと鏡花さん」

WATER33-39「天守物語」

デザイン:小島達子

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演劇

シアターZOO提携公演【Re:Z】 じゃぱどら!!「岸田さんと鏡花さん」

WATER33-39「天守物語」

実演鑑賞

北海道演劇財団

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://water33-39.com/top.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
【「天守物語」あらすじ】
魔物が棲むと恐れられている白鷺城の天守閣。主人の富姫が猪苗代からやってきた妹分の亀姫との懐かしい再会をはたす。亀姫が持ってきたお土産は猪苗代城主の生首。富姫たちはおいしそうと大喜び。お礼にと富姫は白鷺城主の大切な鷹を奪い取り、亀姫に贈る。亀姫が帰った後、天守閣に図書...

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公演詳細

期間 2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)
劇場 扇谷記念スタジオ・シアターZOO
出演 赤坂嘉謙、高石有紀、中塚有里、佐井川淳子、畑山洋子、奈良有希子、牙山龍(北海道情報大学演劇部)、知久貴大(北海道情報大学演劇部)、竹内友麻(空の魚)、辻直弥(北海学園演劇研究会)、佐藤香菜(北翔短期大学舞台芸術系)
脚本 泉鏡花
演出 清水友陽
料金(1枚あたり) 1,000円 ~ 3,000円
【発売日】
一般前売:2,000円
一般当日:2,300円
------------------
学生以下:1,000円(前売当日共通)
------------------
セット券:3,000円
※じゃぱどら!!イレブン☆ナイン(3/8~12)公演も1回観れる券
公式/劇場サイト

http://water33-39.com/top.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 【「天守物語」あらすじ】
魔物が棲むと恐れられている白鷺城の天守閣。主人の富姫が猪苗代からやってきた妹分の亀姫との懐かしい再会をはたす。亀姫が持ってきたお土産は猪苗代城主の生首。富姫たちはおいしそうと大喜び。お礼にと富姫は白鷺城主の大切な鷹を奪い取り、亀姫に贈る。亀姫が帰った後、天守閣に図書之助がやってくる。鷹を失ったため殿様から一度は切腹を申しつかるが、人間が近寄らない天守閣を見届ければ罪を赦されることになっていたのだ。富姫と図書之助は叶わぬ恋におちる。


【演出 清水友陽より】
鏡花の言葉の美しさには、思わず「はあ」とため息が漏れます。いつかはこんな言葉を吐いてみたいなあと思うのです。でも、待っていても「いつか」はやって来ないので、じゃあ思い切ってやってみようと決めました。『天守物語』は鏡花が生きているうちに上演されることはありませんでした。「この作品を上演してくれたら謝礼はいらない。お土産をあげたいくらいだ」ってなことを鏡花は言っていたらしいのですが、読んでみるとその意味も分かります。さてさてどうしたものだろうかと悩みもしますが、そこが観るものを虜にする一番の理由なのでしょう。『じゃぱどら!!』のよいところは「果敢に挑戦する」ことだと思うのです。坂東玉三郎さんの作品をはじめ、いくつもの傑作が生まれている『天守物語』ですが、我々は我々なりに愚直に戯曲と向き合いたいと思います。鏡花は潔癖症で酒は煮立つまで燗をつけ、文壇では「泉燗」と呼ばれていたそうです。この冬は「泉燗」で一杯やりながら、じっくり大先輩との共同作業を楽しみたいと思うのです。


【これからの『じゃぱどら!!』のこと】
昨年からはじまった『じゃぱどら!!』は、札幌で活動する演出家が優れた日本の戯曲と向き合うための企画です。日本語で書かれた戯曲はたくさんあって、読んでみると本当に面白いのです。優れた戯曲と出会い、今後の創作に役立てたらよいと思うし、また若手演劇人や札幌の観客に、名作戯曲の魅力を紹介できればいいなと言う思いもあります。

このチラシの内側にある年表を見ていただけると『じゃぱどら!!』で今まで上演された作品と上演した劇団が分かるようになっています。この年表の空白がこれから埋まっていくのが楽しみでなりません、その分だけ作品と出会えるのですから。この年表が『じゃぱどら!!』の歴史であると同時に、日本の演劇の歴史になっていけばよいなと思うのです。

昨年は「地区大会」としましたが、今回もまた「地区大会」としました。次回はいよいよ「全道大会」だよなと考えています。そのために、会場に「じゃぱこ」を設置することにしました。「じゃぱこ」は「じゃ箱」です。これから上演して欲しい日本の戯曲、日本の作家をぜひ書き入れてください。そして『じゃぱどら!!』で見てみたい劇団、演出家をぜひ書き入れてください。

前回も書きましたが、戯曲は上演されるものを観るのが一番だと思っています。是非、どちらの作品もご覧いただけたら嬉しいなと思います。やがては中島公園の地下にあるシアターZOOから世界に向けて「日本の戯曲」を上演できたらなあと思っています。そんなことをはじめられたら素敵だなあと思うのです。少しずつ、少しずつ。

じゃぱどら!!プロデューサー 清水友陽
その他注意事項 ・開演は開場の30分前です。
・開演時間を過ぎた場合、入場を制限させて頂くことがございます。

スタッフ 照明:清水洋和(㈱ほりぞんとあーと)
舞台:ワタベジュンイチ
大道具:小室彰子
衣装:高石有紀
写真撮影:高橋克己
映像撮影:高田昌和(メガネプロ)
演出部:中川有子 大久保良太(室蘭工業大学) 白鷺桜優(劇団しろちゃん)
制作:梶原芙美子 岩田知佳 小林テルヲ
協力:劇団ひまわり札幌 米沢春香(北海学園大学演劇研究会/劇団fireworks主宰)

[情報提供] 2012/02/10 20:02 by かさじままままま

[最終更新] 2012/02/10 20:29 by かさじままままま

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