ストレンジャー彼女 公演情報 ストレンジャー彼女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
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  • 無題345(12-088)
    19:30の回(晴)。18:40会場着受付(整理券あり)、19:02開場。中央に四角い舞台、壁面に沿って四方が客席(椅子&ザブトン)。舞台、斜めにテーブルと小さな椅子(10脚?)。ポジションがほぼ固定されているので座る位置によって役者さんを正面から見るかどうかが決まります。奥の「上座=入り口から一番遠い」に大高さんが座ります。入って右、奥(壁に沿って1列)ですと女優陣(たぶん)、左ですと男優陣がみえます。入り口側はこの部屋への「入り口」にもなっているので背中のシーンが多くなるのではないかと思いました。私は左でしたので、亜矢乃さんは目の前でも、後ろ姿か横顔。そのかわりテーブルの向こうに座っているこどもたち「4人」の表情などはよくみえます。なお、こちら側、1列目と2列目は同じ床面にイスがあるので2列目に座ると完全に前の人に被るのでみにくいのではないかと思います。

    さて、場内をみわたしますと、薄暗く、工事現場のように壁面にはパイプが組まれ、青いビニールシートで覆われ、赤いコーン、電線、足場のようなもの、放置された「跡」のような状況。四角い舞台、周囲には細い鉄骨のようなものが(人が通ることができる間隔をあけて)何本も立てられ、リングのような趣。その外側を役者が通れるようになっていて、各辺に蛍光灯...「蛍光灯にご注意を」という張り紙がありましたが点けられるわけではありませんでした。

    19:33前説、19:35音楽..大きくなって、凄い騒音。亜矢乃さんつながりで見に来ました(前作も)、21:40終演

    ネタバレBOX

    座っている異様な人たち、テーブルの上では首をつっている男、床にだれか倒れている。ビールにコップにつまみ。寒々とした、ここは工事が中止されたタワーマンション、エレベータの中(?)、魔の区画らしい。 

    さて、「ボディ・スナッチャー」か、人体(dead or alive)を借りて、地底から現れる種族(と称する霊媒者なの?)...、殺されたこども、かつての殺人鬼、殺人願望の女、洗脳されないけど共にいる女...が何をしているのか、がわかりませんでした。で、???それで???だからさ???が続きました。前作も同じといえば同じようなものだったように思うのですが、今回は、動きが少なく、視覚的に淡泊だったので、のめり込むことができなかったのだと思います。でも、面白くなかった、というのではなく...モヤモヤ...もやもやっと。

    最後は、借りたボディにエネルギー補填なのかご飯とみそ汁、倒れてゆくボディ。
    「説明」を読まずに書いてます…先に読んだほうがいいのか…芝居の中でチャンとわかればいいし、わからなければそういうものだということにしてます。

    とみやまさん「女王の器」でしたね。
    当パンをみると、仁後さん「墓場にて、竹。」とありました。「プラすマイなす」に続いてみようかなと思うので、日程があえば。
  • 満足度★★★★★

    絶対にオススメです
    ぐいぐいひきこまれるシュールな設定と同時に、絶妙な演技でリアリティを感じさせながら、人を殺すことによって生まれるコミュニケーションという挑戦的なテーマを、おちゃらけることなく真っ正面からがっぷり四つに取り組んだ、とても考えさせられる作品だと思います。大高洋子さんの舞台にいるだけで放たれる圧倒的な存在感に感動しました。素晴らしいです。

  • 満足度★★★★★

    全ステージ観たいです。
    初日と2日目の夜に座席を変えて拝見しました。
    四面客席なので角度が違うと見えるものが違って別の物語を観ているようでした。2回目のときは、涙が出ました。
    とても上質な作品でした。

    tsumazuki no ishi は2度目ですが、劇団という創作スタイルの可能性、演劇表現の底力を感じさせてくれます。
    大人の演劇人たちが若い俳優を大切に育てている感じがとても好き。

    本当は全ステージ観たいところですが、もう1回くらいはなんとか行けるかな。

    末永く活動していって欲しい劇団の一つです。

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