みえないもの(アーカイブ配信予約受付中) 公演情報 みえないもの(アーカイブ配信予約受付中)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-10件 / 10件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/12/05 (木) 14:00

    事前に読んだあらすじから予測したものもかすってはいたが、その斜め上をゆくオトナの童話あるいはシリアスファンタジー。時として理解が追い付けず脳内で補完したが、まさかそこまで拡げるとは……

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    始まりは時間軸が入れ替わるので、登場人物の関係性が良くわからずに混乱しました。
    見続けるとこうゆうことかなと整理しつつ見終わると切ない感じになる話でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白かったです。ひとりひとりのキャラがよく作り込まれていて惹きつけられました。ラストの終わり方が好きです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    相変わらず素晴らしい作品でした。ここ数年だいたい拝見させていただいている本団体さん。独特の世界観で見終わったあととても優しい気持ちになれます。今回もたくさんの物語がひとつになっていく感じはいつもながら見事でした。本当にいい時間が過ごせました。最後岡崎さんにもお礼を言えてよかったです。次の作品もとても楽しみです。いつも見終わると、あの、宇宙人?のぬいぐるみ、ほしくなります。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです。
    独特の不思議な雰囲気で、夢の世界に惹き込まれる感覚でした。
    人間関係や時系列で混乱し、終演後も自分の中で整理しましたが、正直曖昧な部分が・・。
    でも、タイトルの「みえないもの」という意味は伝わりました。
    素敵な舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ㊗20周年公演。面白い、お薦め。
    いくつかの小さな物語を意味深に描き、それらを大きく包み込むように紡いだ公演。アンティ-クスらしく丁寧に 優しく考えさせるような内容だ。現実と幻想、そして過去や現在の話を縦横無尽に綴り込み、重層的に描き出す。
    この不思議な世界観、それが何なのか最後に明らかになる。演劇としては典型的な展開だが、何となく清々しく充実感を覚える。全体的に見守り 寄り添う、そんな包容力を感じさせる珠玉作。

    当日パンフにテーマらしきこと、「あなたの大切な『存在』に捧げます」とある。つまり「生きる」「生かされている」ということではないか。たとえ亡くなっても、その人のことを忘れなければ、残された人々の心の中で生き続ける。タイトル「みえないもの」は人の<思い>であり<想い>、その感性のようなもの。言葉では言い表せないこと、それを演劇という虚構の中でリアルに表現して伝える。

    少しネタバレするが、いくつかの話は日常、そして戦争や災害といった広がりがあるもの。しかし、それぞれの話を深追いせず点描することで「存在」というテーマを暈けさず 捉えて離さない。勿論、役者の演技力は確かで、物語を支える舞台美術や音響・音楽そして照明などは巧い。観応え十分。
    (上演時間2時間5分 休憩なし) 

    ネタバレBOX

    舞台美術は、暗幕で囲い 中央に段差がある平台、上手/下手にも同じ高さの平台(大きさ や 形は違う)があり、中央の平台と行き来できる近さ。上手と下手に飾り棚があるが、形状は違う。ミニテーブルや丸椅子がいくつか。そして天井には網が吊るされている。全体は抽象的だが、いくつかの話を紡ぐため、夫々のイメージを固定させない作りが巧い。逆に 役者が演技で状況や情景を作り出す。なお 平台の天板部分が白、暗幕との関係で照明の照射角度によって鯨幕のよう。

    冒頭は少女二人(みく と さな)が、ぬいぐるみを使って無邪気に遊んでいる。物語は入院している病室、たみこ ばあちゃんの(唐沢)家、宇宙からの訪問者、そして高校時代といった、脈絡があるのか否か判然としない話が交錯して展開していく。さらに高校時代の話は大人になってからも回想的に描かれ、空間と時代が重層的な広がりと厚みを増していく。「ちぎり絵」といった台詞から色々なシーンの重なりが物語を構成していることを示唆。

    高校時代の虐め、最近は頻繁に報道され 問題の深刻さを伝えているが…。中学時代に虐められていた生徒が、高校へ入ってから虐められない防衛策として虐め側へ。そこには仲間外れになることが怖いという意識がある。そして大人になって後悔する、その負の連鎖が断ち切れない。

    たみこの家では懐かしい光景、ばあちゃん・じいちゃん・養女とその幼馴染が仄々と暮らしている。両親ではなく祖父母、そして実子ではなく養女というところが妙。日本の原風景、そんな懐かしさの中に奇妙な家族関係を描いている。また訪問者たちは、宇宙からやってきた家族、こちらは両親と長男・長女・次女という構成である。
    何となく平穏に暮らしていた家族、そこに突然の不幸が襲う。それが東日本大震災を連想させる。そして引き取られた先、学生時代、そして病院のベットの上という繋がりが解る。

    ラスト、昏睡状態から数十年ぶりに意識が戻る。その眠っていた間にみた話、そんな夢オチの物語。此岸と彼岸の狭間、よく聞く走馬灯のような想いを情感豊かに描いた作品。幸せの日々は失って、そして大切な人は喪って初めて気づく悲しさ 寂しさ。当たり前のようにあった日々や人たちの存在、そして自分も含めて皆かぎりなく愛しいのである。冒頭の さな、そして訪問者の次女(星那<さな>)は、みく の生まれてこれなかった妹である(母が妊娠中に被災したため)。

    舞台技術…照明は真上から青白いビーム光線によって海中を、白銀(モノクローム)は過去・動かない世界を表現しているよう。音響は波音や鳥の鳴き声、音楽は優しいピアノの音色が印象的だ。状況(場面)に応じて衣裳を変えるなど、分かり易さに工夫を凝らしている。物語を印象的に そして余韻あるものに仕上げていることに好感。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    冒頭からページをめくる様にいろんなシーンに移り変わっていく
    それらひとつひとつを受け止め、楽しんでいるうちにシーンのピース同志が繋がっていく面白味も加わっていくので、進むほどに世界観が深まっていくよう
    案外終盤に近づくに連れて境界線を見失っていくような感覚になったものの、これもある意味狙いかもしれず、創り手の伝えたいメッセージはちゃんと届いてくるので決して心地悪さはない

    生きていく中 辛い事がどんなにあっても、しっかりと感謝の気持ちや優しさを持ち続けている人の手で紡がれた物語だと思う
    幸福感というのは決して嬉しい事 楽しい事だけで成立する感情ではないと気付かされる公演でした

  • 実演鑑賞

    鑑賞日2024/12/04 (水) 19:00

    価格3,500円

    初日を観劇

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    すばらしかったです。舞台の最初のほうですべてのキャストが入れ代わり立ち代わりステージに現れちょっと情報整理に大変でした(←人間関係の整理にとまどいました)。が、その後、徐々に人間関係がクリアーになっていき「ああ、そういうことなのね」の連続でした。丁寧につくりこまれた舞台に感銘を受けました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    「この世界は、みえないもので、うまれる」
    私には見えないままかもしれないですが、素敵な物語でした。
    追記はしたいですが・・・

このページのQRコードです。

拡大