満足度★★★★★
猫会議
•猫の生活を覗き見ると、人間との驚くほどの類似性!?一年間で最も猫社会に貢献した猫を決めるべく集まったはずが、いつの間にか社会情勢と生命の神秘にまで昇華する壮大さ。劇作家の相馬さんの作品は「Re:カクカクシカジカの話」に続いて2度目の観劇。身近な物語の中に、普段見えない(見ないようにしている)現実があるな、その現実への視点が暖かい。そんな作風は猫の会のゆるくて優しい演劇のコンセプトにもあっていたなと思いました。
満足度★★★
名作リスペクト+αの良作
タイトルのみならず、台詞や展開に某有名作品へのリスペクトが感じられる討論劇。
猫たちの個性(首輪のデザインを含む)が描き分けられている上に、身勝手で無責任な人間への批判が2段階で語られることや思わぬ落とし方など、なかなかの出来。
が、開演が8分押したことに対して開演前・終演後を通じて全く触れなかったので星は1つ減ずる。