実演鑑賞
満足度★★★★
初見なのに凄い既視感。つか作品の色なのかな?
素舞台で展開されていても、シーン、シーンできちんと情景が浮かぶのは若干粗さは感じたものの、魂のこもった演技故か。
約2時間半の上演時間だったが、体感1時間半。
面白かった。
映像鑑賞
満足度★★★★★
全日満席完売だったため配信で観劇
脚本から想像だけで師に近づいた初演の台詞に一切手を加えてない作品
(二部構成を一部にまとめてますが
基本ストーリーが分かってないと何が何やらかもしれませんがいろいろ面白かったです
20日まで配信
お時間ある方はぜひ
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/08 (金) 19:00
つかこうへいの作品を10年くらい上演してる劇団だが個人的には初見で、実は戯曲も初見。役者陣の力量と熱量は感じる。(前説が伸びて2分押し)143分。
つかに師事したメンバーで結成されたそうで、本作も代表作だが個人的には観るのは初めて。概ね、つか作品は私との相性は良くないのだが、本作もあんまり良くなかった。沖田総司が女だったという設定で、幕末の人々のさまざまな絡み合いを描いているが、ロジックがなく勢いだけという感じがしてしまう(この辺が私とつか作品の相性の良くないところか)。膨大な台詞量と役者陣の熱量、殺陣の迫力等は見応えがあるのだが、滑舌のよくない役者がいるのが残念である。殺陣も時折ぎごちない部分があるのはご愛嬌か。
1000円出してパンフレットを買わないと、正式の役名・役者名が分からない、というのは、いかがなものか。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/06 (水) 19:00
舞台初日、王子小劇場は満員の熱気で、期間中の前売りチケットは売り切れ。前説では配信動画をご覧ください、との説明もあった。つかこうへいの舞台を演じ続け、今や人気劇団の9プロ。今作は「新撰組の沖田総司は女だった」というとっぴな設定で始まる舞台で、どんな人間模様が描かれるのかを楽しみに出かけた。
チラシによると、今はほとんど上演されない初演版「黄金マイクの謎」。そのキーワードは舞台で明かされるのだが、ちょっと拍子抜けという感じもしなくもない。
また、これは自分の受け止め方なのだが、この荒唐無稽な人間関係を進めていくのは沖田総司の刀である。バッサバッサと斬っていくが、斬られた人間が再び起き上がってせりふを吐いていくのには少し戸惑った。「あれ、この人、斬られたのでは」という感覚が沸き起こり、見ている中で整理が付かないからだ。
また、9プロの脚本・演出では客席を笑わせる、楽しませる仕掛けが満載なのだが、今作は少しお下劣なせりふも多く、ちょっと期待外れだった。
9プロの派手な舞台を楽しみに来ているファンにはどうでもいいことなのかもしれないが、沖田総司が女という設定に見合う新たな人間関係のねじれや深みを期待してきた私のようなファンには物足りなかった。今作では、坂本龍馬と沖田総司の間で交わされる心の波というか、感情の揺れ動きをもっと期待したい。