横濱・リーディング・コレクション #0
Project of Drama-Reading from Yokohama #0 2006
実演鑑賞
相鉄本多劇場(神奈川県)
2006/02/08 (水) ~ 2006/02/12 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://yokohama-reading.org/
期間 | 2006/02/08 (水) ~ 2006/02/12 (日) |
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劇場 | 相鉄本多劇場 |
出演 | ■わが母とはたれぞ・・・、麻生0児(studiosalt)、增田知也(studiosalt)、黒宮万理(少年王者舘)、奥津祐司(劇団河童座)、鈴木紀江(劇団離風霊船)、松本・F・光生(studiosalt)、■堅壘奪取・・・、緒田果南、岩井花子、伊藤千鶴、尾身麻里奈、篠原麻美(reset-N)、横山真(遊幻サーカス)、義村美季(遊幻サーカス)、向後信成(ヒンドゥー五千回)、藤原大輔(ヒンドゥー五千回)、成川知也、服部紘二、森山静香、両角葉、行貝チヱ、林田むつみ、村島智之、あらいひろこ(遊幻サーカス)、久我真希人(ヒンドゥー五千回)、坪井康浩(東京Ne+ws)、金子恵(遊幻サーカス)、■龍を撫でた男・・・、斉木和洋(山の手事情社)、諏訪智美(ク・ナウカ)、笠木真人、藤井麻由、三橋麻子(Ort-d.d)、飯村彩子(shelf) |
脚本 | 福田恆存 |
演出 | 椎名泉水(studiosalt)、扇田拓也(ヒンドゥー五千回)、矢野靖人(shelf) |
料金(1枚あたり) |
~ 【発売日】 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 構想 / ディレクターズ・ノート Director’s Note ふと開いた雑誌にちょっと素敵な文章をみた。それは一枚の写真に添えられたささやかな文章で、その写真が美しかったから、そんな印象を抱いたのかもしれない。 昔の人は偉かった。 ものが壊れれば、直して使うのが当然だった。 持ち手が外れた水差しには、ブリキで出来た頑丈な持ち手を器が割れれば、ワイヤーをきつく巻くことで間に合わせることもあれば無様に入ったヒビには割れ目を漆でつなぎ、金の装飾をほどこすこともある。 何人もの手を渡り、100年、200年を経た姿に私たちは目を奪われる。 そして同時に自分の中の失われた感覚に気付き落胆する。 使い捨てが当たり前となったいま、私たちはものを「使った」という証拠を果たして残していけるだろうか。 先人たちが、繰り返し、繰り返し、受け継いできた器。 時はそこに美しさを添えていた。 (C)『デザイン生活用品』No.3 2005年8月 枻出版社 言葉は器に似ていると思う。言葉も、確かに古びる。 土や木で出来た器のように割れたりヒビがはいったりしてしばし、それは簡単に使い物にならなくなる。 私たちは、私たちの言葉をひとつの器のように先人からきちんと受け継いで来ているだろうか。 私たちは言葉を使った証拠を、言葉に残していくことが出来ているだろうか。 言葉が一枚のお皿だとしたら、そこに盛られる料理は私たちの想いだ。しかし想いは、言葉そのものによってしか伝えられない。言葉は一つの器でありながら、同時に人々が実際に口にする料理でもある。 私たちは、私たちが日々口にする言葉によって出来ている。 横濱・リーディング・コレクションは、古今のテキストを読み直すプロジェクトです。 例えて云えばヒビの入ってしまった器を接ぎ直し使い続けるような、失ってしまった何かを取り戻すプロジェクトです。 |
その他注意事項 | ラウンド・テーブル!(2/10「わが母とはたれぞ」終演後) ■司会進行 / 鬼木和浩(横浜市・文化政策課) ■出演 / 椎名泉水、扇田拓也、矢野靖人、大西一郎(横浜SAAC)、他 |
スタッフ | 音響+照明/massigla lab. 舞台監督/小野貴巳(Jet Stream) 舞台監督補/満木夢奈(Jet Stream) 当日運営/三村里奈(MRco.) 宣伝美術/西村竜也 写真/原田真理 舞台映像撮影/升田規裕(M's Video Group) http://www2u.biglobe.ne.jp/~mvg/ プロデューサー・総合ディレクター/矢野靖人(shelf) 主催/横濱・リーディング・コレクション 実行委員会 共催/横浜SAAC(横浜舞台芸術活動活性化実行委員会)・横浜市 協力/薄田奈々子(beyond) 東京書籍印刷 鈴木敏夫 劇団チャリT企画 夏井孝裕 荒木まや 宮西舞 木藤歩 balance,inc. Stage Office |
[情報提供] 2007/07/11 05:37 by YasuhitoYANO
[最終更新] 2007/07/11 05:48 by YasuhitoYANO
ふと開いた雑誌にちょっと素敵な文章をみた。それは一枚の写真に添えられたささやかな文章で、その写真が美しかったから、そんな印象を抱いたのかもしれない。
昔の人は偉かった。
ものが壊れれば、直して使うのが当然...
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