満足度★★★
切れのあるアクション!!
JAXの第一回公演、行ってきました。
徳川時代の二代将軍・秀忠の跡目をめぐり子の、家光と忠長の再び戦乱の世に戻るかもしれないという争いを描きます。
春日局、出雲の阿国、柳生十兵衛、なとなど登場人物もバラエティー豊かなストーリーでした。
JAXだけあって、殺陣やアクションはキレがありましたねえ!!
あと4人のダンサーもいて、おそらくバレエの基礎ができているキャストなのでしょう、クオリティの高いパフォーマンスを見せてくれました。
2時間10分 笑いもほとんどないガチな時代アクション、徳川時代がまだ確立されていない時期の それぞれの思惑、野心、陰謀、大儀などが絡み合い見ごたえはありました。
織田信長を「右府様」 秀吉を「豊公様」など 本格的な時代劇台詞になっていたので、歴史好きにはツボ的な作品でありましたが、映画ならごく自然なんでしょうが・・
暗転まではないものの かなりシーンの切り替えが多く 舞台版では もう少し1シーンをじっくりと見せるほうが良かったなぁ・・・
満足度★★★
どこか歌舞伎っぽくもあり…
バレエ要素の多いダンスやアクションが時代ものに思いのほかマッチしていたことが印象深いです。舞台を見慣れない方にも肩の力を抜いて楽しめる丁寧な進行の作品だったとおもいます。いろいろな角度から楽しめるのではないかと。
舞台の内容そのものではないのですが、最後の舞台挨拶で千葉真一さんがサプライズでご登場されて「役者はほんとにみんなひもじい思いして頑張ってるんで、この若者たちをどうぞ応援してください」というようなことを頭さげて静かに話された言葉にとても感動しました。