贋作 春琴抄2012 公演情報 贋作 春琴抄2012」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    鵙屋琴
    歌ありダンスありで飽きない舞台。セクシーな女優さんも見所のひとつ。ただ、話はゴチャゴチャした印象。休憩10分の150分。

    ネタバレBOX

    春琴抄と谷崎・佐藤の細君譲渡事件の3者を下敷きに創作されたストーリー。ラストの、春琴を美しいまま佐助の目を潰すという春琴抄の解釈シーンは面白く感じた。
    上海でのサーカス団を舞台にした意味は、秘密結社のためか、踊り子を登場させるためか。ここらへんの意味が掬い取れず戸惑った。とはいえ、休憩後のダンスはどれも良かったし、滝男(浦川奈津子)と樺島芳子(黒沢美香)の歌唱も聴かせてくれた。二人とも演技に不思議な魅力があったし。
    また、細君譲渡事件にからめ、谷崎(奈良坂篤)と妻・千代子(戸田佳世子)と高夏(安達俊信)の心を、大杉(末原拓馬)という存在で際立たせたのも面白い。
    ただ、もう少しシンプルな筋のほうが観やすいとも思う。谷崎ら3人に焦点をあてるような。

    浅草の酔っ払いがうろつくような場所に立つ東洋館にマッチした劇団だった。あと、春琴の衣装が可愛くてエロい。
  • 満足度★★★★

    ショーを魅せる!
    ということが重要な、浅草らしい作品でした。
    ホール全体を使った見せ方にも賛同するが、
    ワンテンポ置いた感じでショーを挟んだほうが、
    作品演出上の流れにリズム感が増したのではなかろうか?

  • 満足度★★★★★

    強烈!
    ドガドガプラスは始めてですが強烈な舞台に吃驚!でも話が進むにつれて望月監督の話しの作り方にどんどん引き込まれ、結果とても楽しめました。観るのを楽しみにしていた、おぼんろ団長拓馬君は、滔々と流れる声と表現が益々素敵になり、普段のおぼんろとはまた異なる姿を観られたので浅草まで出かけた甲斐がありました.

  • 満足度★★★★★

    浅草系エンタメ
    普段よく行く下北沢や中野、池袋とはちょっと違う雰囲気のステージ&客層でした。夢現的作品かと思ったら最後に…。

    ネタバレBOX

    目の覚めるような谷崎作品の深読み!
    贋作によってハッとさせられるとは。
    私も百恵&友和の映画のイメージに騙されてたくちだ。

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