core of bellsの公開撮影! 公演情報 core of bellsの公開撮影!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    独特の構成
    ハードコアパンク的な激しい演奏とコミカルな演劇的要素が組み合わされたパフォーマンスで、独特な雰囲気が楽しかったです。
    ミュージカルの様に歌詞が物語仕立てになっている訳ではなく、演奏はあくまで演奏として扱い、数曲の演奏と曲間のトークをセットにして1つの演目として構成している点がユニークでした。

    『MYSTERY ROCK』
    ロウソクが置かれたテーブルを前にしてバンドのメンバーが横一列に並んで座り、一人一人が語る怖い話と演奏が交互に続き1本ずつロウソクを消していく展開で、不意にテーブルがガタつき始め、最後の曲ではヴォーカルの人がテーブルの下に引きずり込まれるという、テレビの怪談モノをパロディ―にしたような作品でした。

    『ミトポンプリマ』
    テーブルを囲んでの雑談と演奏で、「ミトポンプリマ」という生物(?)がメンバーの一人と入れ替わっている疑いがあって、お互い探り合いながら会話や演奏をする作品でした。偽物を匂わせる言動があった瞬間、全員が木の枝や大型の洗濯バサミ、ソーセージ等を構えて一発触発な状態になるのが可笑しかったです。

    『峠の屋台村』
    「おでん」と書かれた提灯の下で雨合羽を着たメンバーがテーブルを挟んで無言のまま数分間が経ち、突如演奏が始まり、その後、お酒を勧める場面と演奏が交互に続く構成でした。最後はヴォーカル2人が前に出ていかにもロック歌手といった感じの動きをするのに対して、ギターとベースは背を向けて座ったままで微動だにせず演奏していたのが変な絵で楽しかったです。

    テンポと拍子の頻繁な変化と、絶叫するヴォーカル(歌詞はあまり聞き取れませんでした…)によるテンションの高さと、演奏していないときのグダグダ感とのギャップが印象的でした。

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