満足度★★★★
圧倒的迫力
初見の団体さんでした。
前半は殺陣とダンスのパワーに圧倒されました。
後半で伏線を回収しまくったせいか少々だれた感じもしましたが、
やはり最後は迫力とパワーに持ってかれました。
素直に面白かったです。
メインキャスト七人の殺陣がすごかったのと
出番のわりに強烈なインパクトの残った林直子さんがとてもよかったです。
満足度★★★★
意外性
前回のムサ×コジが初見で、殺陣を見るのが好きな身としては殺陣がとにかく楽しく今回もそれを期待してました。
第一部は散漫で、この舞台はどこに向かっているのだろうかと思って観てましたが、第二部で意外と言っては失礼かもしれませんが、思いもよらず社会派の内容になっていて、正直してやられた!と思いました。
大きな喪失があった後、日々過ぎていく中で変わらない気持ち、変わっていかなければならない状況。
相反するものを融合して、飲み込んで、自ら変えていく力にして。
まだ2回目しか観劇してませんが、この劇団らしい答えを見れたと思います。
期待してた殺陣は、やっぱり見てて楽しかったです。
次回はムサ×コジのハイパーバージョンとのことで、今から楽しみです。
満足度★★★★
トクナガワールド絶好調
童話、お伽噺、神話のSF風翻案にナンセンスコント(!)や殺陣・ダンスを取り合わせ、時事ネタや言葉遊びをまぶしたスタイルはもはや独壇場か。
また、アラフォーも少なからずいるのに身体の動きがシャープでキレイ。
もはや様式美の域かも?
満足度★★★★★
期待通り!期待以上の素晴らしさ!
お為ごかしの一切ない誠実な主張をエンターテイメントとして見せきる力技に感動しました。重すぎるテーマだから、あえて殺陣やダンスや様々なエンターテイメント的要素で薄めて、でも全体には芯の通った主張をブレることなく突きつけられる攻撃的な舞台には魂を揺さぶられました。
琴線にふれる舞台ってこういうのを言うんですね。観客として心地よく負けを認められる舞台でした。
3.11を境に世界が変わったことにも目を瞑ったままの作品を観せられることの多い中で、X-QUESTは期待通りやってくれました!
多くを語りすぎていないのに、真摯に受け止めて、自分たちの言葉や動きやストーリーで私たちの前にエンタメの形で提示してくれたことには心から感動しました。
押し付けがましくないのに、しっかりとメッセージとして伝わる。
ほんとうに素晴らしい舞台でした。
満足度★★★
カッコよさだけをみる芝居
期待が大きすぎたからかもしれませんが、ちょっと残念な感じでした。
私的にこの芝居を円グラフで表現しましたら、まん中にずずっと線を引いて右半分が全部「殺陣」、残りの半分を三等分して「ダンス」「個人技」「学芸会」と言った分布です。
正直、話は、いかにも的な題材を無理やりつなげた言葉遊びくらいにしか見えなかったのですが、(ぶっちゃけ面白くなかったのですが、)それを補う役者の魅力といいますか。イケメンそろえてましたし、女優陣も元気で可愛かった。
「カッコいい、だるまさんが転んだ」は本当にカッコよかったです。
しかし、何かというとすぐに殺陣場面になるのには、ちょっと飽きました。
とはいえ、カッコよさだけをみるならこれでいいのかもしれません。
個人的には「ひげ太夫」の林直子さんを拝見できたことが一番よかったです。