満足度★★★★★
笑いっぱなしの90分
ねじリズムの4人とゲスト2人による、すごくパワフルなお芝居です。
とにかく、最初っから終盤近くまで、笑える場面が満載です。終盤からは手に汗握る展開となり、ドキドキしながら見守りました。
男6人のお芝居は、思いっきり笑わせてくれたり、ちょっとほっこりさせられたり、うっとりさせられたり、と一時も観客を飽きさせない90分でした。
クライマックスシーンは、迫力ある演出に驚かされました。
そして、印象的なラストシーンで、余韻を残して終わります。観ていてあの場面はどういう意味?と疑問に思ったら、終演後の劇場内での面会の時間に役者さんに聞くと、やさしく笑顔で答えてくれます。
そんなところも、ねじリズムの舞台の魅力のひとつかもしれません。毎回、少しずつ演出やセリフが変わるのも楽しみで、もっと観たいと思わせられるお芝居でした。
満足度★★★★★
バランスが最高でした。
個性豊かなキャストの軽いのりの出だしから一変、渋いダンスでいっきに昭和風味の物語の中へ引き込んでくれました。
昭和を揶揄した悶絶の笑いの中に、扉の向こうの謎、生け贄の謎がちらちらもりこまれ、最後にはその謎が解けることで、よくありがちな悲しくても人は前を向くしかないんだ・・・みんながんばっていこうよ!
ではなくて、
シュールだけど、地に足着いた不動の落ちが披露される。「私好み!」でした。
超絶あほな笑い、クールなダンス、シリアスなお芝居・・・のバランスが最高!
どの出演者も主人公に見えるような際立った演出!多数
楽しすぎて、何公演も通ってしまう人続出の・・・お芝居でした☆