一握の紲 公演情報 一握の紲」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★

    もっと徹底して欲しかった
    こういうネガティブな作品は大好きなので
    もっと残酷に描き切って欲しかった。
    作品自体は結構な好印象。てか趣味(笑)
    ただやりたいことがやり切れていないのでは?
    というのが率直な感想。

    ネタバレBOX

    とりあえず演出指定なのか序盤から
    早口セリフでテンポ負けしてる役者がほとんど。
    お話のルール付けパフォーマンスだとしても
    もっとオープニングは客に親切に描いて欲しかった。
    ちょっと序盤からしばらくは浮ついてて
    段取り芝居かのようにしか感じれなかった。
    権力者息子役にしても完全悪を演じてるようで
    ちょっとした演技上でのスキがバックボーンの
    裏返しなのではないかというブレに感じてしまい、
    それは共感出来る人間味を演じてるのか完全悪を
    演じてるのかという悪い意味での徹底加減の無さを感じてしまった。
    個人的にインプロ部分は好きだし肯定派の一人です◎
    救いようのなさを楽しめる部分はあったので
    やるならとことん突き詰めていって欲しい劇団です。
  • 満足度★★★★

    絶望的な最後
    中盤まではコメディなタッチ。しかし本編にインプロを混ぜ合わせて舞台を作っているため、やや、無理やりな展開もあって。インプロはなかったほうが良かった気もする。

    「どんな些細な罪も全て死刑とし、その際死刑執行は肉親、及び恋人等、罪人に近しい者が執行すること」というあまりにも残酷な法律を人々は受け入れ暮らしているのだ。どこまでも捩れたネガティブを絵に描いたような物語だった。

    終盤、恋人がお互いを庇って自分が罪を被る場面では希望が見えつつも最後の土壇場で人間の嫌な部分を曝け出す展開は「集団asif~」 の思う壺なのかもしれない。けっして後味の良い作品ではなかったが、それはそれで観甲斐はありました。

  • 満足度★★

    イマイチ
    設定は面白いと思うが、冒頭と全体的に説明的シーンが多くてひねりが欲しかった。先の読める展開と言葉遊びゲームが好みではなかった。
    役者の滑舌もイマイチで、早口のセリフが聞き取れない事が多かった。
    次に期待。

  • 満足度★★★

    薄っぺらく、
    表面ズラをなぞっているだけのようでした。

    ネタバレBOX

    最初は大声で早口で何言っているのか聞き取れませんでした。即興も当然ですがウケ狙いばかり、進行に困ると客から集めた台詞を言うんじゃ受けても滑ってもつまらない。

    死体をミンチにするというのも口先ばかり、脅すための大袈裟な表現ということではありましたが、先日の角角では本当にミキサーにかけていました。

    何でも死刑だと、他人の罪を見逃すと今度は自分が死刑に問われかねないので、裏切り、密告の恐怖からどんどん深みにはまっていき、疑心暗鬼が新たな事件を起こす負のスパイラルに陥ってしまう。そんな話でしたが、だからそもそも罪を通報することが義務だと教育されてきた庶民がしかも市長の息子がいるときに見逃すなんてことするかー。少なくとも一回くらいはこの国らしい一連の流れを見せてからにしてほしかったです。

    そして、権力者だって足元すくわれることがあるだろうに市長の息子などは全くの無警戒で悪のし放題、薄っぺらく現実味のない話でした。

    階段を前にして他人の子を身ごもった女性と結婚するのは蒲田行進曲を思い起こさせ、ラストシーンの生首へのキスは正にサロメそのもの、オリジナリティが感じられませんでした。
  • 満足度★★★★★

    美しい
    お初でしたが見ごたえがありました!役者陣のレベルも高い!!
    始まりは明るく、でもこの段階で既に観ているこちらにザワザワとしたものがうずき始め、インプロで会場を和ませた後に来る“生臭さ”“えげつなさ”徐々に最初のザワザワ感がズキズキ感に変わっていく。観ているほうが切羽詰っていくような痛みを感じてしまった。ぎゅーっと、心圧迫するような、追い詰められていく苦しさが観ていて辛くて、なのに気持ちは引きずり込まれた。脚本・演出ともに“ここまでやるのか”と、観客を上手く裏切りを始める。
    ラスト、主役の姿は何かを越えてしまった人間の傍から見たら“怖さ”のような美しさがあったように見えた。役に同化した彼女の凄さ、拍手である!






  • 満足度★★★★★

    酷い話だが優れた作品だった
    音響が少し音が大きく、一部聞き取りづらい部分があったが、新鮮な舞台だった。
    インプロは衝撃的だったし、ネガティブコメディには心を揺さぶられた。
    前情報で聞いていたとおり、確かに酷い話ではあるが、
    逆にこの現実が酷いものであるからではないか?と思わされた。
    ただ、いわゆるバイオレンスなシーンもあるので、
    そういう耐性のない人や、過去になんらかのトラウマがある人には
    おすすめするのに厳しい部分があるかもしれない。
    しかし作品としては非常に興味深かった。
    役者の個性も立っており、バラエティに富んでいて、
    女性陣はキレイな人が多かったし、キャラクターとしては片瀬が好きだ。
    店長の存在が最後までホッとさせてくれる。道徳は声と立ち居振る舞いがいい。
    また最後に挨拶した代表の方、インプロを見て、演技をもっと見てみたかった。
    インプロシーンの頭の回転の良さには舌を巻いた。
    本当に事前に打ち合わせがないのか?と疑ったぐらいだ。

    ネタバレBOX

    冒頭から、死刑をまるで薄っぺらに軽く扱い、「こりゃなんて軽薄なんだ」と思った。
    脚本家の趣味の悪さは多少ある。だからこそこのような作品ができるのだろうと思うが。
    インプロ後の笑えるシーンから道徳(この名前!しかも父の名が「倫理」!?)が
    カナを殴る場面(SEではなく本気で思い切り殴っている)で会場が凍りつく。
    冒頭のコメディ色から一転、舞台を支配するのは狂気と恐怖。
    ずるずると恐ろしい世界に引きずりこまれる。人の業をまざまざと見せつけられる。
    そういうのを見たくない人もいるはずなので、ここが賛否両論なんだろう。
    お金を払い座っている観客に、その場所から動けない者に、嫌なものを見せるというのだ。
    人によってはこれこそ横暴だと感じるかもしれない。
    最後、セリの一番の理解者で、セリの罪をかぶり、ギロチン(!)にのぼった
    唯一の救いかと思われた恋人さえ、死の恐怖に火がつき命乞いと責任をセリに擦り付ける。
    みっともないが、誰も彼を責められはしないだろう。しかし後味は非常に悪い。
    最後は日常が流れ、もしかしたら私たちがすごしている日常の中にも
    ひどい不幸が埋もれているのかもしれない、と思わされた。
    昨今、ネットなどで「炎上」などという現象が起こる。
    大して事情も知らず、誰かに石を投げるような行為をするものがいるが、
    そういう者に、石を投げ返すような痛快さはあった。
    しかし誰しもそのようになる可能性があることをまた思い知る。

    力のあるものとないものの悲哀が見事に描かれていると感じた。
    みんなが見ないようにしているものを突きつけてくるこの作者は、やっぱり趣味が悪い(笑)
  • 満足度★★★

    世界観
    ネガティブコメディの世界観好きです
    ただ観る回にもよるとは思いますが、今回のインプロは前回よりも
    グダグダで相変わらず必要性を感じなかったです。
    インプロに時間を割くよりも、序盤の導入部分をもっと丁寧に
    演じて欲しかった、スピード感はあって良いのですが
    初めて観る立場からすると単純に聞き取れない部分も多く
    必要な説明が理解できず、物語後半で最初に言ってたのはこの事かな?
    となりました、最初から理解できていれば、もう少し深く世界観を感じられたかなと思い残念。

  • 満足度★★★★★

    暗いですね
    ネガティブコメディというのがどのようなものかわかりませんでしたが、
    こういうことなのですね。お腹の中にズシーンときます。
    最初明るい分、余計に響くというか。
    でもその分いろんなことが考えられたので良かったと思います。
    みなさん個性的な方ばかりで、笑えるところは笑えてとても良かったです。

    ネタバレBOX

    あえて暗くして考えさせるというショック療法的な話でした。
    たとえば家族が殺されたとき、犯人には死んで償ってほしいと思うのは人間として理解できます。でもその感情さえも利用しようとする人間たちがいるということですよね。それを教えてくれる話だと勝手ながら解釈しました。
    個人的には、店長役の方とヨシキ役の方がとても好感度が高かったです。
    セリも、感受性が強いというか表情が魅力的で繊細で、すごく良い女優さんだと思いました。なによりもインプロって頭の回転がよくないと出来ないですよね。
    歳岡さんは、マーベリックの方でいつも見させていただいているのですが、
    インプロも面白くて凄かったです。時々、人形みたいな(?)ゾクっとするような動きをするので、目が離せませんでした。
    ただ、強烈に印象を残すためとはいえ、残酷に殺すシーンは、ちょっときつかったですね。しばらくお肉が食べられなさそうです。。(苦笑)
    内容に賛否両論あるとおもいますが、私はとてもよかったです。
    会場に入るまでの受付でたくさん並んでいて入場に時間がかかりましたが、
    受付の方もてきぱきとされていて、とても印象が良かったです。
  • 満足度★★★★

    落とし方
    中盤までコメディータッチなのに終盤は悪意に満ちあふれるという落とし方、ハマると快感というか、怖いもの見たさというか…。

    番外編で、最初から最後までコメディの作品も上演してみたらどうでしょう。

    ネタバレBOX

    主人公の女性が突然、覚悟を決めて、非常に冷静に旦那の首を切ってサロメ化する理由の説明がもう少し欲しかった。私が見落としてただけかもしれないが。

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