宇宙に缶詰 公演情報 宇宙に缶詰」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-3件 / 3件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    千秋楽観劇。
    1人の男の脳みそ丸ごとチップに収めた探査機·缶詰🪐
    永遠の孤独の中、チップの記憶が漏れ出し、曖昧に、ボヤけ、薄れ…
    これは本当の記憶?
    何を信じたら良い?
    ぼっちは人の脳のコピーにも耐え難い気が…

    淡々としつつ、実は結構恐ろしいお話😱
    面白かった💓

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    壮大なストーリーで感動!人間が生きているということ、感じているということ、記憶しているということ。何が確かで、何が自分なのか。時空が飛び、時間軸も視点の軸も転がる中での顛末、本当に凄い脚本、凄い舞台だと感動。ラストシーンは思いを馳せると、何故か涙が止まらなくなり。本当に素晴らしい舞台でした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    一人の男の人生を脳裏に焼き付けたデータがある惑星に着陸した。それは宇宙を超え、永遠に語り始める、、。

    なんて、壮大でまさしく宇宙ロマンであります。このストーリーを聞いただけで泣けてきます。子供時代の他愛ない出来事、女性とのロマンス、それらは何ら私たちの人生の綴りと変わらないのだ。彼が惑星で想い、語り始めていることはすなわち私たちの人生でもある。

    ということは、人は死んだからと、残された人の記憶から抜け落ちても、このように永遠に宇宙で生きていることが可能なんだ。ある青春がすがすがしく、そのまま幻灯機に生きているようだ。

    悲しい話なのかなと思っていたが、全然そんなことはない。死んでもなお、人はどこか宇宙で生きているなんて思えてきて、何か素敵な話であります。

    大道具からして、いつもの凝ったピッコロ風ではなく、そこにあるのは詩情漂う素朴な惑星光景だ。すこし傾いた冷蔵庫など、いかにもサリngROCK風造作である。

    いつも主要な役柄をしている俳優陣が大勢、脇役に徹しているのもなかなか面白い光景で、私は一人一人くまなくじっくり見てしまう。この劇団はチームワークもすこぶるいいことがわかる。

    主役の谷口遼が若者、いや一人の人間像を深くさわやかに演じていてとても印象に残った。

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