七ツ寺企画+愛知県芸術大学ドイツ研究室 七ツ寺プロデュース第17弾
七ツ寺企画+愛知県芸術大学ドイツ研究室 七ツ寺プロデュース第17弾
七ツ寺企画+愛知県芸術大学ドイツ研究室 七ツ寺プロデュース第17弾
実演鑑賞
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2012/03/16 (金) ~ 2012/03/18 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://nanatsudera.org/
期間 | 2012/03/16 (金) ~ 2012/03/18 (日) |
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劇場 | 七ツ寺共同スタジオ |
出演 | 岸★正龍(猫足ウィローズ)、おぐりまさこ(よこしまブロッコリー)、中田裕子(俳優館)、伊藤早紀、岩田圭司(愛知県芸術大学) |
脚本 | ローラント・シンメルプフェニヒ |
演出 | 寂光根隅的父 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 3,300円 【発売日】2012/01/13 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ********************************** ローラント・シンメルプフェニヒは、今ドイツでもっとも頻繁に上演される流行劇作家であり、その作品は全世界40ヶ国以上の国々で人気を勝ち得ている。さらに彼は「ポストドラマ演劇」以降の新しい上演の可能性を「語りの演劇」として提唱してもいる。そんな彼の代表作が『昔の女 Die Frau von früher』(2004)だ。引越しの準備をする三人家族の 父親の許に突如、24年前に永遠の愛を誓った女性が何の前触れもなく現れて、軽妙洒脱なヴォードヴィルとして舞台は幕を開ける。しかし映画を思わせる手法で登場人物の心理と時系列は場を経るごとに錯綜し、次第に「昔の女」は復讐の魔女メデイアへと変貌、一家を恐怖と絶望に陥れてゆく……。 大塚直(愛知県芸術大学准教授) 七ツ寺共同スタジオは1972年の創設以来、地域の新たな才能が育つ拠点であると同時に、東西の演劇交流の架け橋となり続けてきた。そして近年は演劇と社会を結びつける広場たらんと欲し、いくつかの試みを始めている。各種ワークショップの開催、市民劇団の設立などがそれだ。そのような折に、スタジオと愛知県立芸大との接点が生まれることはこのうえなく喜ばしいことである。教育・学問の場に演劇が何がしかの役割を持つこと、また手垢のつかない新鮮な感性が演劇の現場に流れ込むこと。こうした交流から生まれる創造性は無限の可能性をはらむに違いない。この小さな一歩が、この地域にとっての偉大な一歩となるように奮励努力したいと思う。 寂光根隅的父 ********************************** ■ローラント・シンメルプフェニヒ(Roland Schimmelpfennig) 1967年、旧西ドイツ・ゲッティンゲン生まれ。ジャーナリストとしてイスタンブールに滞在後、ミュンヘンのオットー・ファルケンベルク演劇学校にて演出を学び、実践的活動を始める。90年代半ばからほぼ毎年のように、ロマン主義の不可思議な感覚や映像メディアの手法を持ち込んだ斬新な演劇テクストを次々に発表、現代ドイツ演劇界では指導的立場にある劇作家と目されている。代表作に『アラビアの夜』(2001)、『前と後』(2002)、『昔の女』(2004)、『グライフスヴァルト通りにて』(2006)、『ここで、いま』(2008)などがある。2009年ウィーン・アカデミー劇場初演の『金龍飯店』では、演出も担当し、自ら唱える「語りの演劇」を実践した。これにより、ベルリン演劇祭に招待されるなど演出家としても注目を浴び、2010年度のミュールハイム劇作家賞をも受賞、改めてその評価を決定づけた。 ********************************** ■寂光根隅的父(じゃこうねずみのぱぱ) 演出家、双身機関主宰。皇學館大学卒。1995年に双身機関を結成。以後、企画・演出を担当、身体と空間を軸にした実験的な公演活動を続けている。 七ツ寺共同スタジオの企画・制作スタッフとしても長年活動。2011年よりプロデューサーに就任。また専属市民劇団「猫足ウィローズ」を2010年に結成、ディレクターを務める。 名古屋・京都・三重・金沢などの地域ネットワーク創りにも精力的に取り組み、トークゲスト、ワークショップナビゲーターなど多数。またカフェでのライブ活動、演劇シンポジウムのコーディネート、朗読や一人芝居の演出など、近年の活動は多岐に渡る。 2010年には初のダンス作品『パンドラダンス』を演出、2011年にはクラウン・人形劇・演劇のコラボ作品『フラワーズ』を演出。 代表作は『コール』『市街劇・箱男と箱女』『ハッピーアイスクリーム』『阿片戦争』(双身機関)、『ハムレットマシーン』(七ツ寺プロデュース)、『夢十夜』(寂光根隅的企画)、『オン・ザ・レインボウ』(猫足ウィローズ)。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【翻訳・ドラマトゥルク】 大塚直(愛知県芸術大学准教授) 【照 明】吉戸俊祐 【音 響】齋藤正樹 【舞台監督】柴田頼克 【写真撮影】構久夫 【宣伝美術】岸★正龍 【制 作】今井絢子、七ツ寺企画 【主 催】七ツ寺企画 |
ローラント・シンメルプフェニヒは、今ドイツでもっとも頻繁に上演される流行劇作家であり、その作品は全世界40ヶ国以上の国々で人気を勝ち得ている。さらに彼は「ポストドラマ演劇」以降の新しい上演の可能性を「語りの演劇」として提唱...
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