実演鑑賞
満足度★★★★
伏線編とネタバレ編っていうのはやや誤解を生みそう(伏線みてないでいきなりネタバレはっていう……)。
お試し版で全団体を観てから、気になるのをがっつりとネタバレ編(これだけでちゃんとした本編)でっていう公演。
15分だったりの短い公演を多団体でってのは、ありますよね。
ただ、個人的には短すぎるので、お得感よりも物足りなさが勝る感じなので、気に入ったらがっつり観られるこの方式は好き。
3団体個性的で、どれも本編も観たかったんですが、【松森モヘーの小竹向原ボンバーズ】【劇団だるめしあん】は観られたけど、残念ながら【くによし組】だけ観られませんでした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
ガチゲキ!! 劇団だるめしあん『#ラブイデオロギーは突然に』を観劇。
激励劇だ。あの頃の自分に言ってあげたいこと、今の自分が言われたいことがギュッと詰まった90分。ケータイ小説に生きるヒロインにも現代を生きる同世代の女性にも自分を見た。
時空を越えたシスターフッド、呪いとの対峙と決別、そして、生きることへの祝福と共にたたかう友との乾杯。私も今を憂いてばかりいられないぞ、とすごく励まされ、励ましたい人の顔も浮かびました。終演と同時に沸き立った溢れんばかりの拍手がこの演劇の必要を物語っていた。
そして、その拍手の大きさに再び励まされるような時間でした。
実演鑑賞
三人の劇作家、三つの団体によるオムニバス企画公演。1回で3作分の短編(ダイジェスト版だったりアナザーストーリーだったり)が観劇できる上演と、1作ずつ観られる上演があり、観客それぞれがタイムスケジュールを組むことが可能。会場はアトリエ春風舎。三団体共通のテーマは「月9」。こういうテーマ設定はやや珍しいかも。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/08/12 (月) 12:00
「くによし組」を観劇。いや本当にシュールだが、何となく「愛」を感じる78分。
生まれてから急速に大きく(重く)なってしまう赤ちゃんの母と父と取り巻く人々の物語。愛されることでドンドン大きくなってしまう赤ちゃん、という設定そのものがシュールな展開で、ありえねー、のだが、何だか説得力を持つ。ナレーションで物語を進める手法を取る國吉だが、本作ではナレーターがさまざま変わり、ちょっと雰囲気はいつもと違う。