2演目とも前衛の極致
劇団解体社の「最終生活」、ポーランドの劇団・Teatr Cinemaの「Hotel Dieu/ホテル・デュ(神)」、どちらも明確な筋書きはありません(簡単な公演内容はトラックバックのWebページよりご覧ください)。また、この公演ページのやたら長い「説明」を読んでも私には舞台の理解の助けにはなりませんでしたし、公演チラシには「・・・プロセスのあらゆるシーンで「人間以後」が審問に付されていくのです」との文言がありますが、どの辺りが「人間以後」なのかも明確には分からずじまい。解体社初見の観客向けに、もう少し丁寧な解説をどこかで入れてくれたら有り難かったです。
満足度★★★★
グロトフスキーの国から
ポーランドの「テアトルシネマ」と劇団解体社の
国際共同制作ということで二本立て。
ポーランドの俳優さんが素晴らしかったです。
舞台俳優として劇場空間を掌握すること、
緊張感を作ること、
それらがどういうことかを教えてもらえた気がします。