実演鑑賞
満足度★★★★
王道ミステリーを正統派の演出、安定の演技力でじっくりと見せてくれる本格推理劇
孤島にポツリと建つ高級別荘に招かれた8人の客人
使用人とその妻が迎え入れてくれるも主宰者は不在
計10人、1人ずつ殺されていく中、誰も別荘から逃げ出す術もなく、まさに疑心暗鬼の人間模様
昔、観たことのある演目ではあったけれど、このヒリヒリ感をもう一度
初見ではなく犯人に目星がついているので、ナルホド犯人っぽく見えないよね、うまく立ち回っているな、と先見の明で観進めていたのだけれど、なんと別の人が犯人でした
記憶違い?なんか騙されました(笑)
そうかなるほど あなたでしたか、全くの予想外
犯行動機にも納得しながら、これまた予想外のエンディングへ
欲を言えば王道枠からちょっとはみ出したキャラクターの冒険があっても良かったかも
今もってスタイルも美貌も全くお変わりない夏樹陽子さんもまたミステリーなのでした
実演鑑賞
満足度★★★★
「そして誰もいなくなった」りはしなかった。原作では確かにみんな死んでしまって、ボトルに入った真相を書いた手紙が見つかって犯人が分かることになっていたのに・・・。小説を読んでいたので???となって調べたら、本人が戯曲にしたときに変えたようですが、今回の舞台ではまた違う結末になっていました。そうとは知らずに見ていたので、なかなかスリリングな展開で面白かったです。