Wrong wrong right wrong 公演情報 Wrong wrong right wrong」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題192
    12:30の回。暖かい秋の日、使われなくなった小学校の教室の床に射し込む陽、薄水色の空が窓の外、向かいの校舎の上に見え、綿菓子を薄く伸ばしたような雲はほとんど動かない。窓を開けていても寒くはなく、時間は12:30、ちょうど昼寝にはいい頃…ふと目を開けると金髪の女性が二人、お茶を飲みながら…、そんな夢をみているようなひととき。

    ネタバレBOX

    12:00受付、開場は少し遅れ12:15、校舎の2階、階段上がって左奥の部屋、入って感じたのはその明るさ、普段、劇場は黒が基調で、照明も暗い、ここは自然の明かり、部屋は白、床は板張り、教室だから窓が大きい、天井も高い、ダンスの場合でも薄暗い舞台のうえで照明が当たることでダンサーの体に光と影が生まれますが、ここでは柔かい光に満たされています。

    座席(椅子)は左右、中央部分は関係者用。壁際にいくつか照明(これは夜だと映えるんでしょうね)、上手には備え付けのキッチン(?)、給湯器。

    12:38開演、13:02~10分休憩、13:49終演、その後、アフタートークで14:09終了。

    1作目、金髪(顔を覆ってしまい、眼だけが少し見えるだけ)とピンク。2作目、青い衣装に赤い靴、と色とりどりで、ラフな服装からピッチリしたものまで。

    アフタートークで「コンセプ」トについてのお話しがありました。いままでみたダンスでは、コンセプトはあるのだろうけど、ずっとみていてもさっぱりわからない、とにかく激し動く、シンプルなテーマに沿った展開など、さまざま。だからといって面白くないものはないのでした(ここがお芝居とはちがうところ、お芝居は始まって5分で苦痛を感じることもあるし)。

    今回、始まるまでは「教室」ということを意識していましたが、さぁ、始まってみれば、白い世界の中で可愛いダンサーたちが舞うので、ホントに夢の中のよう。カラダの動きだけではなく、表情も豊か、無表情な場面でさえ、コミカルで絵本から飛び出してきたようでした。

    教室の中だけでなく、外も使ってオヤッと思わせる演出、幸い風がなく白い風船もほどよく跳ねていました。演目ごとに衣装も違い、質素なものからカラフルなものまで、これもまた楽しかった。

    10周年だそうですが、今回が初めてです。

    途中にある昭和女子大では秋桜祭。夏、ここの人見記念講堂でダンスの発表会『THEHAPPYOUKAI』を観ました。そのときの若い方々の姿を思い出しました。

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