満足度★★★★
熱量芝居!
熱量が凄いで・・・・
と、LINX’S でも撮影をしてもらっている森達行さんよりメールを貰い、色んな誘いを断ち切って剛速球で向かう。
二人芝居・・・・と言ったものの、最初は一人芝居の連続で話をつなげていく。
奇しくも宮川サキさんは、同じ会場で一人芝居をやっており、僕自身涙した一人だ。
なので田川さんのフレッシュさと脚本で書かれた天狗な役柄では軍配は宮川さんに上がる。
しかし、
物語が進むにしたがってLINKする思いがこちらに訴えかける。
この物語は最初にどういった経緯で生まれたかは知らないが、
バトミントン二人芝居・・・というものをしようとしたという時点で色んなものがパズルのように埋まっていったのが勝因だと思う。
バトミントン、シャトル、ロケット、アポロ、ネジ
終演後、
演出の大塚雅史さんと少しだけお話しをさせて頂いた。
熱量が半端ない方だと感じる。
ポルノ○ラフィティのアポ○が流れながらの絶妙なライティングに二人のバトミントンする姿。
この快感をなんと表現しよう?
心地よかった~!
後、
田川さん!
めっちゃ演劇LOVE!な方だと思った。
演劇を愛してはるんやな。
愛して愛して、こういう場所にたどり着いてはるんやな・・・と思った。
だから宮川さんが出てくれはったんやろうな・・・・と思った。
何か、くちはばったいけど・・・・僕と同じなんやなと・・・・思った。
頑張って!田川さん!!応援してるよ!
満足度★★★
ふたりの対比
初ジューマーク、赤鬼の田川さんの企画する二人芝居。
今回の相方がsundayの宮川さんということで、もっとお笑い要素のあるようなはっちゃけたお芝居を予想していました。
ところがどっこい、いつもの調子を封印した、とても抑えた演技の宮川さん。
もうそれだけで、いったいこの人の人生に何があったのだろうと思わずにはいられない。
それと対照的に、田川さんはとっても賑やかで、その差が逆にじゃあこの人の人生は・・・と。
引き込まれる、引き込まれる。
お話は、社会人バドミントン選手という、マイナースポーツ界を生きるプロスポーツ選手の抱えるリアルな現状。
そうなんですよね~世界相手に一番になっていたりするようなスポーツの選手でも、注目を浴びないことには日常生活はスポーツだけに専念できるような環境ではい・・・という、テレビなどで見た現状を振り返りつつ。
片方は、引退間際のベテラン選手。片方は、高校出たばかりで将来有望な新人選手。
そのふたりが、コンビを組む。
まぁ、うまくいくわけがない(笑)
そこから、ふたりのそれぞれのバドミントンとの出会い、これまでの歩み、そして現在おかれた状況。
そして、ふっきれる。理解し合える。
ふたりのスポーツ選手の心のひだに切り込んだ、とても見ごたえのあるずっしりした二人芝居でした!
また、次回公演も行きたいと思います♪
しかし・・・90分もの間、たったふたりだけで。
あれだけの台詞量、あれだけの運動量、ものすごいバイタリティです。