満足度★★★★
しみるね。
初めての江戸川橋「絵空箱」。
カフェ空間の「絵空箱」・・・良い雰囲気じゃん。
ドリンクは、チェコ旅行の時にしこたま飲んだブドバをセレクト。
小腹が空いてたので「本日のパスタ」を注文。
普段は食べないクリーム系のパスタ。「明太子とクリームのペンネ」。
ボリューム多い!ひばりヶ丘二郎の小ラーメンくらいの小麦粉量だったのじゃないか!?
オナカが充分満たされて、気分よく座席へ・・・開演。
薄暗い空間に、粧し込んだ2人の女と2人の男が登場。
舞台隅のテーブルでトランプに興じる・・・かっこいいじゃん!!
照明落ちて、1本目の短編『めおとぶるまー』が始まる。
・・・爆笑しちまった!
家事分担バッチリの優しく誠実な夫。そんな日常に物足りなさを抱いてる妻。
「男だから、女だから○○しなきゃいけないってことはないよね。同じ人間なんだからさ。」と語る夫。
「なんかよくわかんないけど、私は女だし、下手だけど料理もするし・・・なんかアナタが作る料理が美味しいのもムカつくし・・・私は女なの!」と妻。
おもむろに「これ、はきなさいよ」とブルマーを差し出す妻。
ちょっとばかり不思議がりながらも「わかった」と素直にブルマーをはこうとする夫。
「なんでイヤって言わないの!なんで恥ずかしがらないの!」とキレる妻。
そこから、セックスレスの日常についてのナンヤカンヤがあるのだが。。。
・・・ちなみにセリフ等はうろ覚え(というか覚えてないので雰囲気)です。
この話は、深いなあ。。。
セックスの前戯の時のカケヒキというか、「遊び」の部分について、観劇後に語り合うもよし、ジェンダーについて考えをめぐらすもよし。
なぜ倦怠期というものが生じるのか、家事分担の効果的なやり方etc...観劇後に語り合うには、うってつけのテーマが詰まってたなー。
夫の歓心を得ようと体操着姿に着替えてくる妻(袴塚真実さん)がイイ!
熟れた女の匂いをプンプンさせて・・・でも、艶っぽさが今一つ足りなくて(←実際の袴塚さんはステキな女性でしたけども)・・・そんな妻の「欲望」をどこにぶつけりゃいいのかわからなくて身悶えしてる様がすっごく伝わってきた!
でも、ブルマーやTバックってのは、ちょっと恥ずかしがる彼女(彼氏)に はかせてナンボでさぁ・・・自分で はいてきちゃった妻&「はいて!」と言われて、素直にはこうとした夫に、「男と女」について、酒を酌み交わしながら、熱く語りたくなっちゃったよね(笑)
『めおとぶるまー』が終わり、短編が数本続くのだが・・・
ゆるいコメディなんだけど、題材が題材だけに、あくせくした日常に潤いを与えるというか・・・今後、飲みの席なんかでサラリと話題にしたい芝居だったなー。ま、相手を選ぶ話題ではあるけどさ!笑
それにしても、2011年今まで見てきた芝居の3本の指に入る舞台『ベルナルダ・アルバの家』で、生命力あふれる末娘アデーラを好演した薬師寺尚子さんのブルマー姿は・・・柄にもなくテレちまったなー。
その薬師寺さん。
『おやこぶるまー』で、父親と娘(薬師寺さん)とで、ブルマー姿の母親(袴塚真実さん)のカラダを使った女体盛り形式の食事をとるという、しょうもない一席があるのだが・・・
父親が遠慮がち?にブルマーの周辺部分に箸をはこぶのに対して・・・「おいっ!ソコはソノあたりは・・・!!」という場所に果敢に箸でを突っつく薬師寺さんが最高でした!笑
リアルアンパンマンが登場する一席も良かったなあ。。。
「ブルマー姿を見られるのは恥ずかしいことなのか?」裁判の一席も、ボク自身が陪審員としての見解を述べたくなっちまうほどノッちまったなー。
ボク、ずいぶんと楽しんでたなあ。。。
そういえば、舞台中央で、そんな感じの芝居が繰り広げられている合間、登場しない役者さんは、舞台隅のテーブルで待機、トランプをいじったり、クールに芝居を眺めているんだけど・・・これがイイんだなあ。
脂っこい食事に添えられたミントみたいな感じで・・・大人の空間に仕立てるのに最適な演出のように思ったなー。
あっそうそう。
俳優の小野寺博さん。
いろんな表情を見せる俳優さんなんだけど・・・素の時は、笑い飯の髭長髪の方(哲夫じゃない方)にソックリ。
なんかそんなとこまで、おもしろかった!
満足度★★★★
君のブルマーに恋してる
ブルマーをネタにした短編オムニバス。ブルマー萌えじゃないとやれません(笑)。どれも楽しかったけど、「めおとぶるまー」が最高。バカバカしくも、マジメなお話。身につまされます。ところで、ブルマー割引は発生したのでしょうか?
満足度★★★★
無題142
んー、ブルマー全開とは思いませんでした。ブルマーには、2つの種類があります。美しいものとそれほど美しくないもの(表現を抑えました)。男女各2名。1時間前に開場。是非、前列でご観劇ください。テーブルが2つと椅子。お話の間の着替えは照明を落としておこないます。着替えない役者さんは、何か踊ったりしますが、暗いので目を凝らさねばなりません。シーンごとの役の切替が面白い。携帯のシーンはアドリブだった(予定外)のでしょうか。お客さんは女性のほうが多かったです、念のため。