ビリジアン 公演情報 ビリジアン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-7件 / 7件中
  • む~。。。
    ありふれてないのにありふれてた。
    ・・・なんで?

    ネタバレBOX

    ビリジアンという架空の動物の存在。

    というところが現実には全くありえない設定なのに、
    それで生活している人たちが、もうだめかも、という状況になったときの、
    打開策というか「じゃあこうしていこうよ!」っていう展開がありふれていて・・・。

    ありふれてるという意味では、恋愛(三角関係)も、
    「え?それだけ?」っていう程度にしか描かれていないし、
    憎まれ口を叩き合いながら離れ離れになる男女、
    社員になりたくてなりたくてやっとなれた女の子、
    寿退社する女子社員、過度な業務になやむ男性社員。
    なんだかみんなありふれている。

    ・・・の割には、なんとなくリアリティに欠けている感じがするというか。

    所長が骨折していて大事な時に役に立たないとか、
    名前を間違えられて訂正しない俵山クンとか、
    細かいエピソードがたくさんあるわりには、
    それがどれも「別に無くてもよくね?」みたいな印象になってしまっていたのも残念。

    ちなみに私、旧姓も今の姓も、
    ふりがながないとほとんど正しく読んでもらえない苗字で生きてきていますが、
    ああいう状況(会社とか、永く居る場所)で間違えられて呼ばれた時に、
    その場で訂正しないことは、ゼッタイないと思います。
    そういうところも、リアリティに欠けてると感じたところかな~。
  • 満足度★★★

    劇団初見!
    会社内に起こる問題、出来事などは何処にでもありそうな話が淡々と続く。
    「ビリジアン」をどう捉えるかでも観た印象は変わるかも。変わらぬ日常を棲ごせる事が出来る地域の人、脅威と背中合わせの地域の人。それでも四季は過ぎるということなど観て感じた。

    ネタバレBOX

    「ビリジアン」は原発。ドォ~~ン!!は地震。そんな風に感じて観ていた。
    「生まれた」物は一体何でしょうか?
  • 満足度★★★★

    こんな会社で働きたい
    劇団初見。実に面白いアイデアですね。個性的なキャラクターたちのエピソードも楽しく、飽きずに楽しめました。ビリジアンについてはいろいろと想像できました。重低音はおなかに響くなー。

  • 満足度★★★★★

    このフライヤーの意味。
    自分はいつもフライヤーのデザインでその公演を観るかどうか決めています。CDのジャケ買いみたいなものです。

    正直に書きますと、このフライヤーを見ても、この作品のイメージがまったくわかなかったのです。「おもしろそう」とも思わなかったし、「おもしろくなさそう」とも思わず、ただまったくイメージができないという感じでした。

    観に行ったきっかけは、知人の役者さんが出演されるということで、連絡を頂き、観に行こうと思いました。義理とかではありません。以前その方の演技を観た時、演技がすてきだったので「この方の演技をまた観たい」と思っていたのです。

    オープング、ある曲がかかりました。「え!?何でこの曲?」と思いました。そして物語が進むにつれ、このフライヤーの意味がわかってきました。あぁ、なるほど、そういうことなんだって。

    この作品、好きです。そしてこの劇団の次回公演も是非観たいと思いました。

  • 満足度★★

    盛り上がりに欠ける
    最初のセットの置き方と光の当て方は良かった。
    ただ、話の盛り上がりに欠ける。

    劇場HOPEは初めてで、
    間口が広く、奥行きもあって良い劇場でした。

    ネタバレBOX

    話が始まった時からビリジアンはもう安定していて、恐ろしくもなく、
    演技も脚本も日常的でドキドキすることがない。
    いきなり人間関係のもつれが出てくるのだけど、
    それもどこにでもよくある二股の話だったり、
    どこにでもある望まない仕事に就くという悩み事だったりして、
    特に大きな運命に動かされているということもなく、季節だけが過ぎていく。

    「ビリジアン」はいろんなことを想起させる(最初の曲で分かる)ために
    あえて輪郭をぼかしたのだろうけど、ぼやっとしすぎて
    ビリジアンを取り巻く環境を描いているのに、話自体がぼやっとしてしまう。
    妊娠して子どもが生まれるというところだけが生々しいが
    どうせ危害を加えないとわかっているので(腕は折れるらしいが)、
    展開が予定調和だと感じる。そうこうしているうちに終わってしまう。

    ちょっと主張不足な印象。
    「ビリジアン」について見せたいなら、
    もっと観客をビリジアンにくぎ付けにさせる手法をとるべきだし、
    人間関係を見せたいならもっと綿密に描くべきだし
    これが現実でなく舞台であることを折り込んだ小ネタはいらないと思う。

  • 満足度★★★

    着想、
    アイデアはいいと思いました。

    ネタバレBOX

    全くの架空の巨大生物ビリジアン、コアラが巨大化したようですが、ヤギとかそういう血統も混じっているようです。そして、大怪獣東京に現るのように舞台上では姿は見えません。土田英生さんの巨大物のような印象です。巨大化の原因については一切触れていませんでした。

    着想はいいのですが、ビリジアンが来て9年目ということもあってか、町民を巻き込んだような事件らしい事件、イベントが起きないのが難で、盛り上がりに欠けました。

    冒頭の出社シーンはいいとして、通訳係を見送った後に一人ずつ入ってくるとか、ラストの出社シーンも一人ずつ入ってくるとか、もう退屈で我慢できませんでした。

    その通訳係の退社の挨拶にしても一人ひとりにコメントしていて、そんなに重要な場面かよといらいらしました。冒頭の朝礼シーンで所長があと一つと言って止めるのもテンポを悪くするだけでした。

    表山が最後骨折していて、一人前になったんだなと微笑ましく思いました。ただ、表山だの俵山だののエピソード自体要らないのではないかと思いました。

    観光がダメになったら布団産業があり、毛が生えなくなったら猫との間に生まれた子供でまた観光で生きようとするたくましさははいいですね。
  • 満足度★★★★

    なるほど。
    そういうことでしたか。おもしろかったです。役者さんも良かったですね。是非、他の作品も観たくなりました。

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