未亡人の一年 公演情報 未亡人の一年」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★★

    台詞がシンクロ
    客席から見える3つの食卓、、、何の関連性があるのだろうと思っていると実は過去と現在。 

    ただ時間を行ったり来たりするのではなく、シーン・セリフがシンクロして展開される様はあまりの素晴らしさに鳥肌がたった。 

    キホ役の浅川薫理さんはまさに中学生女子をほのぼの演じていて、
    だからこそソノヤとの生き別れてしまった後の悲しみを伝えられてたのだと思いました。 

    とにかく濃密な会話劇良かったです。 

  • 満足度★★★★★

    確かに
    過激さはなかったが、内容的にはスムーズに観れました。
    これからも期待できそうだ。

  • 満足度★★★★

    構図のおもしろさ
    過激さはない。役者がおもしろい

  • 201111203
    (^・ェ・^)

  • 満足度★★★★★

    良かった!
    前作よりも性的な描写が無くなった分、物語に深みが出て引き込まれた。
    過去と現在のシンクロが見事で素晴らしい。
    堪能した。

  • 満足度★★★★

    ゆっくりと力強く進む芝居
    時の流れをシンクロさせることで、人生の深みが感じられた。

  • 満足度★★★★★

    わざわざ
    チケット購入したかいありやで。

    観てたらあっというまに時間がすぎた。

    すばらしい!

  • 満足度★★★★

    観劇後
    家族とは?....を考えてしまいました。
    ちょっと重めな話でしたがよかったです。

    ネタバレBOX

    2つの話がシンクロするところが見せ場でしたね!?
    ただ中国人の子のところへ行ってしまった父(妻)の意味合い(役割)が少し理解できませんでした。
  • 満足度★★★

    想像していたのと・・・
    違った(笑)
    シンクロ少女、初見です。
    前評判が高かったので、初日に当日券で行きました。
    おおむねよかったと。


    一番最初の暗転での演出は何かが始まる予感がしてとても素敵だった。
    台詞の掛け合いも、”シンクロ”していてうまいホンだな、と感心してみていました。
    過去と現在が”シンクロ”する部分もなるほど、と感心。
    しかし・・・
    力のある役者さんとそうでない役者さんの差があって、
    その方が登場するたびに気持が冷めていきました・・・

    現在のキホさん、アカギさんのカップルが好きです。

    一緒に見に行った友人は「古傷えぐられた」と泣いてました。

    ネタバレBOX

    なぜ現在の母が男性がやらなければならないのか、
    そこに何か裏があるのではないか、
    と思いながら見続けたものの、とくに裏はなし(だったと思います)。
    変に勘ぐってしまう演出方法はやめたほうがいいと思う。
    母が実は男で、性転換したのでは!?とか変な深読みしながら見てしまった。

    あと、箱馬が見えるのは一気に冷める。
    何かうまいやり方はなかったものか。

  • 満足度★★★★★

    好み!!
    シンクロ少女さん初見。劇場入るなり、食卓が3つも配置されたセットにワクワク。でっ、こう来るか!と3つのストーリーが合わさった辺りからもう夢中で観ました。全役者の役割が切なくって、どの役者さんが良かったと選べないぐらいどの役も印象に残る好舞台でした。キホが選ぶ優しい人、ソノヤ、アカギは理想系ですね。ナカゴー高畑遊さん、ハスキーボイスで恰好良かったです。

  • 満足度★★★★

    淀んでんなー
    目に見えない「愛」を、はいコレです、と提示できるセンスが良い。面白かった。

    ネタバレBOX

    一見クズな(というのは言いすぎ。どうしよーもない系か。)人物が織りなす、愛情の物語。
    二つの時代を一緒に見せ、つなげる手法が面白い。愛に対する価値観を揺さぶる快作だった。
  • 満足度★★★

    匂い!
    同時進行するシーンやセリフの間など、流れに乗り切れず匂いの件まで長く感じてしまった。登場人物がだんだんシンクロしてからは最後まで面白く観劇。ハナの言う「普通」に考えされる。

  • 満足度★★★★★

    観たいコメント失礼しました
    由来を知っての上でのタイトルだったのですね。
    チケットプレゼントありがとうございました。
    時のすぎゆくままにのあたりが秀逸でした。
    この時点でこりゃええと思いました、チケプレだからではなく。

    ネタバレBOX

    最終盤で3回くらい暗転がありましたが、1回または2回くらいにしてほしかったです、個人的希望。
  • 満足度★★★★

    よかったです
    想像していたようなレツジョーを催すものではなかったですが、未亡人を取り巻く愛憎の人間関係見応えがありました。時間を超えてシンクロさせる手法はセリフ的にも視覚的にも面白い。ところで中田麦平さん実にイイですね。以前に観た芝居でも絶妙な間男ぶりを発揮してましたが、今回も存在感ありました。

  • 満足度★★★★

    極端に
    濃密だったり、希薄だったり、様々な人間関係があり面白かったです。

    ネタバレBOX

    別々の話、別々の人たちかと思っていたものが重なりあった時、会えない、会いたいなどの言葉遊びの妙がより一層引き立ちました。

    20年の時を経て言うことが変化する、心変わりする面白さもありました。

    この段階で終了するような形だったら劇的だったと思います。その後も延々と話が続き、暗転する度にこれで終わりかな、まだ続く、いよいよこれで終わりかな、まだ続くの連読で疲れました。

    例えば、引きこもり男が編集者に渡していた原稿用紙が謝罪文だと最後に分かりましたが、もし途中で分かっていれば男の彼女が自殺したことが明らかになり、葬式帰りのシーンなどカットできるのではないかなどと思いました。

    なんで20年後のお母さんを男優さんが演じなければならないのかは不思議でした。
  • 満足度★★★★

    重なり膨らむ
    作り手らしい
    不思議な感覚を持った作品なのですが、
    そのメソッドが生み出す俯瞰が
    生きる質感をしなやかに浮かび上がらせていく。

    劇団名のごとく現わされるシンクロに
    しっかりと捉われてしまいました。

    ネタバレBOX

    前半のどこか閉塞した感じのなかに
    シンクロするシーン達が積もり
    舞台が崩されてからの後半に
    鋭利さとを兼ね備えた
    質感に変わっていくのですが、
    そのなかで
    ぼやけたり
    あからさまになるものが
    絶妙に観る側に置かれていく

    愛憎の形、
    相手を思う気持ちと距離
    喪失感や
    愛に飢えるような感覚が
    作り手の仕組みだと
    そのまま観る側に入り込んでくるような
    感覚があって・・。

    で、彼女の世界に描かれた感覚って
    一言でいえば、
    強く残る。

    シンクロした時間の中にある
    変わらない感覚と貫くものに
    観る側を共振させるような
    視点と包み隠すことのない思いのエッセンスがあって。

    特に舞台が崩された中盤以降は
    前のめりになって見続けてしまいました。

    役者たちのお芝居も、
    しっかりとした踏み込みが
    物語にしたたかに寄り添っていて・・・。
    好演だったと思います。
  • 満足度★★★★

    良かった!
    個人的には、とても良い時間を過ごせた!
    劇団初見。
    役者名嘉友美さんは知っていたが、脚本・演出家の作品は初めて。
    私には好みの作風&演出であった。
    ”未亡人の一年”。こういう魅せ方もあるんだな。
    上演時間は約120分。

    ネタバレBOX

    人間模様を描いた作品。
    物語の中心は、「主人公の未亡人と亡くなった旦那さんの馴れ初めといった
    過去の物語」と「現在の未亡人が新たな男性に出会う物語」のコラボ。

    最後は、登場人物たちの止まっていた時間が動き出す、新たな展開のはじまりといった感じで終演。



  • 満足度★★★★★

    演劇を観た。
    芝居でもなく、舞台というのでもなく、暫くぶりに“演劇”という感じにドップリ浸かってきました。劇団名通り“シンクロ”していく過去と現在のストーリー、脚本といい、構成といい、演出といい・・・・・脱帽です!計算尽くされた造りは見事としか言いようがないです。淡々と、でも、床にどんどんガスが溜まっていくような、乾いているのに重苦しいような雰囲気も独特ですねぇ・・・。
    映像なら簡単に出来ることを、生で演じる難しさ、役者さんたちの力量にも拍手です。

  • 満足度★★★★★

    上手い!
    二重にも三重にも見せながら実は一つの物語をリンクさせる構成があまりにも素晴らしい。大切な人を失った傷を負った母と娘の悲しい物語。終盤には孤独だった娘を愛する男が出現し、人生、まんざらでもないぞ。と思わせる巧妙さは秀逸だった。役者も素敵だ。

  • 満足度★★

    何か噛み合いの悪さを感じる。
    男女の描き方なのか、キャラクターの個性の出し方なのか、話の構成なのかわからないけど最後まで冷静さと違和感が消えず。115分。

    ネタバレBOX

    男が匂いを嗅ぐのと女性が匂いを嗅ぐのは意味合いが違うと思うわけで。本能的に受け入れる女性とダメ~な男達との間で整合が取れていない気がして。

    失ってからわかる大切なことと”愛”を描くのであればもっと平凡の大切さを丁寧に提示しなければ、深みや重みが出てこないと思う。

    そういう意味では登場人物が極端なキャラクターが多く、その普通さからほど遠い色づけに物語を背負わせるので、感情移入も難しく。

    見せ方では同時進行で見せるシーンでセリフをシンクロさせて意味を変えてみたり、合わせてみたり状況を変えてみたりという工夫が。ただ、この趣向か多すぎるのとあまりにセリフを合わせすぎたりするのでもう少し匙加減を調節した方が効果的だったかも。本来ならネタバレしてからがこの効果を最大限に引き出して勝負すべきなのに肝心のところで決めきれていない感も。

    客席は普段の舞台側に階段席。でも観終わると余計にその意図も疑問。二日目の時点で通路席も埋まるような盛況っぷりなだけに週末に向けてどう客席数を増やすのか、開演後に遅れてきた観客をどう誘導するのかも含め大変そうな予感。あの舞台だったら今からでも客席の場所を変えた方がよさそう。

    その舞台セットはとてもシンプル。でも架空のお話を観に来ているのに箱馬や平台がそのまま見えてるつくりには幻滅。たとえ後半にそのままである必要性があるというにしても稽古じゃないのだから観客に見せるという姿勢を見せてほしかった。

    開演前の客席誘導にも疑問符。トイレから観客が戻ってくる前に通路を埋めて席を作って客が戻りにくくなったりと誘導が誘導の意味をなしていない。週末に向けて要工夫。

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