実演鑑賞
始めて見る劇団だが、最終公演という。二十年あまり、スズナリで30回公演を打ってきたと言うが、そろそろ時分なので・・という見方によっては潔い引き方である。客席にも舞台にも悲壮感もないコメディ調のお別れ幽霊譚である。批評はやめておくが、小劇場の世界もこれからは今までのような安直な友達座組では成立しないのだろうと思う。稼ぎのために2.5まがいの営業をしなければならないとすれば、下北沢の空気も変わっていくことだろう。
実演鑑賞
満足度★★★★★
ふんわりと始まったのに、知らないうちに複線回収だぁ、と気付いて、あ、あれがあーなってと思っているうちに
互いに思い合っている気持ちがわかり合えない、伝わらない、叫びに涙した。
思い合う気持ちって、素直に伝えられない、伝わらない。
これは神様、仏様のいたずらか?