満足度★★★
この世の終わり、
この世の終わりのお話だったかと。
いや、現実世界にもそんな場所は存在していて、
実は震災の被災地と重ね合わせていたのだと思う。
地下のシーンと、地上のシーンとが結びついたとき、
子供たちに対して、責任を感じられずにはいられない。
こんな世界にしてしまったのは自分たちのせいなのだと。
そんな中、前を向いて進んでいく子供たちのさまに
清々しい生きる力を感じさせられた。
冒頭の虎谷宙陣さん演じるマッドサイエンティスト、
アンカレスのガルド王への語りがいい。
あれでグッと物語りに引き込まれました。
気になったのが、小道具とか衣装とか設定とちぐはぐだなと
思えて(あくまで個人的にです)、違和感を感じました。