略式:ハワイ 公演情報 略式:ハワイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    とても面白かった。
    この演者たちだから、この面白さが出るっての承知のうえでなんですが、リアル高校生がこの演目をやるのも観てみたいって思ったりしました。リアル高校生がやったら、今の自分たちの未来を想像することになるので、また一味違う気がするのです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    前半のタイムリープが緻密な上にシチュエーションコメディ的な行き違いから来る笑いもふんだんにあり楽しい。おしるこは少しくどかったけど
    本当に戻るべき時点に気づいたあたりからは、もう苦く辛く切なくて胸が詰まる思いで観てた。
    とても面白かったし、声が良いね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/05/19 (日) 13:00

    座席1階

    パンフレットによると、元は「劇団スポーツ」がまだ学生劇団だったころの2017年に、本公演で発表した3人芝居だったという。今作はそのタイトルを借りて新たに創った舞台。ハワイというのは修学旅行の行き先だが、今作のメーンではない。舞台の中身は、パワハラ顧問教師の暴力から逃げたいと剣道部からの退部を決意した男子高校生とその同級生たちの物語。

    まず、秀逸なのは舞台の小道具だ。開幕前からしっかり公開してあるが、黒板を横に切った板にチョークでさまざまなことが書いてある。例えば上演時間とか、携帯の電源はオフに、とかなのだが、舞台が始まるとこれらが重要な役割を果たすようになる。黒板というのが高校生らしくていい。
    しつらえた舞台セットは運動部の部室で、部室によくあるアイテムが棚に並んでいるのが楽しい。その中でも一番下にお汁粉缶がたくさん並んでいて変わってるなと思ったら、これも劇の中で重要アイテムとして脚光を浴びる。同じようなことはウクレレも。タイトルがハワイなのだから置いてあるかと思いきや。。。
    さて、物語の構成は、少し前の人気ドラマ「ブラッシュアップライフ」を彷彿とさせる。つまり、あの時はこういうふうな状況を選んで失敗して後悔したから、それを回避するためにこっちの状況を選んでやり直そう、という展開だ。これが果てしなく繰り返されてきて見ている方は最後、何が何だか分からなくなるのだが。
    とにかく笑いのポイントはしっかり埋め込んであって、結構大声で笑っている客席のおじさんもいた。「後悔してやり直す」ことができないのが青春、学校生活なのだが、やり直しを何回も成し遂げてしまっているというところはもはや、妄想だ。そしてこの妄想の展開が爆笑の連続という寄せては返す波のように客席を沸かす。そう、波である。なんてったってハワイなのだから。

  • 実演鑑賞

    まだ学生劇団だった「劇団スポーツ」が7年前に上演した作品の、リクリエイション版だとか。タイトルは一緒ですが、内容は新作に近いのかも。当日パンフに記載されたキャラクター解説が劇中より詳細に設定されており、大幅な加筆修正が想像できます。

    ネタバレBOX

    17歳の高校生たちによる学園青春ドラマ。体罰に近いハードな練習を課す剣道部に所属する主人公。残りの高校生活をこのまま剣道部に捧げるべきか? について悩み、クラスメイトに誘われるまま高校生バンドへ加入。剣道からバンド活動にシフトチェンジしようとしたその時、「10年後の自分」を名乗る青年が現れ、剣道部を辞めないよう提言する…。

    ネタバレOK欄ですが、ネタバレしない方が観劇を楽しめると思うので、大きなネタバレは避けます。僕の感想は、昨年内田さんがヨーロッパ企画へ客演した影響が、今作に濃く出ているなぁ…というもの。勿論悪い意味ではなく、吸収力があり意欲的な若手劇団として目に写りました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/05/16 (木) 19:00

    観るのが3度目のユニット。2017年作品の再演で、一種のタイムスリップものだけど面白い。(10分押し)92分。
     初演は観てない。悩み多き高校生活を送る山戸(内田倭史)の前に現われたのは10年後の自分(田島実紘)で、山戸がしようとしている決断を「後悔するから」と言ってやめさせようとするが…、の物語。時間軸を何回も戻ってやりなおしができる、という無茶な設定が巧くて、笑って観ていられるのだが、終盤の切ない展開が急でちょっと驚く。いい話、になりきれない所が勿体ない。ただし、教師が暴力で部活を強くする、って、10年前だとしても、いつの話だよ、とかは思う。
     入場のハンドリングで手間取り、ダダ漏れ的に10分押し。このままでは帰りのバスに間に合わない、というのが気になってしまい舞台に集中できなかったのが悔しい。

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